2010年 12月 4日 ジョクジャカルタから
昨日ペーテーパラマウントベッドの2011年のカレンダーを頂きに上がった。20部とTシャツを頂いた。言うまでも無く、このカレンダーの毎月の写真の内8カ月以上は私が提供した写真が使われている。来年のカレンダーにも数多く使われている。その中で私が一番気に入っているのは、ロンボクのヤシの木です。一人で運転しロンボクまで行きリンジャニ山へ登った後、帰路に就き途中、北の海岸へ山から下りてギリ三島を
右に眺めスンギギを通り過ぎたあたりのヤシの林でした。
タイマーで自分を一緒に撮った写真もあります。何の変哲もないヤシの林ですが、私にとっては貴重な思い出の写真です。
一応、やっておかなければならないこと殆どが終わった。私が今直ぐやらなければならないことは無くなった。
そこで、三連休を利用し、旅先にいる。予ねて計画していたこと実行している。早朝04;00に出発した。去年のムディックに便乗してロンボクまで行った時以来、一年三カ月ぶりに、一路東に向かいバンドン、タシク、チアミス経由でジョクジャカルタ方面に入った。何度も通った、知っている道である。北回りでなく、南に下ってからジョクジャの西側から入った。いつもの逆回りをしてみた。こちらの方がはるかいに早く到着する。15:30にマリオボロのムティアラホテルへ着いてしまった。
山の中の道が多いし、雨季の真っ最中で陥没したアスファルトも多く、何箇所かで地滑りの後、応急修復した場所もありの、結構、徐行運転を余儀なくさせられた場所もあったが、パンク修理15分、ガソリン給油やトイレ休憩30分を含めて、11時間30分でついた。北回りだと順調に来て13時間である。
今いるホテルは、マリオボロの道に面した高級ホテルです。私のウェブサイト
の表紙の右側に昔の写真を載せてあります。今も同じです。
一人でブッ続けの運転で流石に疲れた。
12月 5日 旅の二日目
旅の二日目です。それでもゆっくり出発をした。7:30発で、北東に進み、ソロを目指した。目的地はソロから35Kmほどなお東にあるチャンディ スクーだった。かなり山の奥で、こんなところに石の芸術的なお寺があろうとは、昔の人はすごいと思う。彫刻が面白い。到着したのが11:00を回っていた。一番、厄介だったのはソロを通り抜けてどの道を行けば到着するか、だった。何度訪ねたたことでしょうか、皆さん、親切に教えてくれたが、遠い場所から聞き始めたので、知らない人も多く、知っていて丁寧に教えてくれた人も、最期までを私が記憶できず、せっかくの教えを無にするように分からなくなるたびに道端の人に聞いた。
生憎の小雨模様だったが、十分、建造物を堪能した。流れはチャンディプランバナンやラトゥボコなどと同じだと推測する。イスラムの仕業だと思うが顔が無い動物や人物像が多いのは残念、ボロブドゥールの仏像の顔が無いものが多いのと同じ理由だと思う。
帰りにチャンディ プランバナンにも寄った。2006年の地震でかなり崩壊したと聞いていたが、殆ど地震前に戻っているようだ。ただし、まだ、立体クルスワードパズルは続くでしょう。
プランバナンの雰囲気は好きだ。わびさびを知る日本人なら歴史の深さを感じるでしょう。
マリオボロ通りの歩道レストラン、私が始めて来たことがある十数年前には既にあった。よく公共が許すなと思う。清潔ではないし、邪魔だと思うが、開業の権利を黙認してるのでしょう。誰からも、クレームがつかないのでしょう。
12月 6日 ムラピの噴火後
無事に家へ戻ったが、疲労困憊、家に着くなり横になったら眠ってしまった。ボロブドゥールから07:30に出発して17:30に戻った。これがまた、10時間しかかからなかった、マリオボロからの時間を足すと、11時間30分くらい、南からの時間とほぼ、同じになった。というのは、チレボンのバイパス高速道路が20km以上延長されていたことと、インドラマユ辺りのバイパスも延長されていて街の中を通らなくなったことが大きい。
三日間で30時間以上運転していたが、知らなかった道は二日目のソロとスクー間だけだったので緊張して運転しているつもりは無かったが、やはり、疲れた超だった、帰りテガル、チレボン辺りは二時間ほど半分、眠りながら運転していたように思う。危ない、危ない。
サンライズとムラピ山を見ることが目的でした。ボロブドゥールへは何回目でしょうか、忘れた。今回は、ムラピの火山灰が降り注いだ結果、それを洗い落とす作業をしている関係で、寺院に登ることは禁止されていた。
目的達成は全くできなかった。ムラピ山は雲の中、三日間とも、雨模様でムラピ山の東、南、西を巡ってみたが、どちらからもムラピ山を見ることはできなかった。残念!!!
ボロブドゥールへ行く途中ムラピ山からの泥流の被災地を何箇所も通過、また、広い範囲でヤシの木の歯が下向きに垂れ下がった状態になっていた、降灰によって、傘が閉じてしまったようになっていた。ボロブイドゥール周辺のヤシの木の葉も同様でした。
チャンディ プランバナンへの降灰は無かったのに比べ、風向きにせいなのでしょう。ボロブドゥール方面(ムラピ山から西)の降灰はひどかったようです。ボロブドゥールがムラピ山からの降灰で埋もれてしまっていたという話、納得できます。
立ち入り禁止になっている登り口、ヤシの木に葉が傘が閉じたように垂れ下がっているし、葉の色が緑では無く灰色に変わってしまっている。川には灰の泥が堆積している。
活火山 ムラピ山 世界遺産