実用インドネシア語講座 16
76 lamun(ラムン)”だが””しかし”で、namun(ナムン)も同じです。こちらの方がよく使われるかな。ところが、melamun(ムラムン)になると”何も考えず、ただ、ぼーっとしているよう” termenungは”空想にふける”“考え事をしている”、見かけが同じでも、意味が違う。インドネシア人は、ほとんど、ムラムンの方だから、自分がボーっとしている時、ムラムンヤと言われる。Sedang apa?(スダンナパ?)”何をしてるの?”と聞かれる。(トゥルムング)と答えれば、よくそんな言葉を知っているなと言う顔をされ、”微笑”senyum(スニューム)まれる。こっちもにこっとする。
しかし、は、一般的には、tetapi(テタピ) tapi(タピ)”が使われる。
77 話をしている時、laluを、頻繁に使う人がいる。それから、という意味です。つなぎに使うのです。
yang lalu(ヤン ラルー)”過ぎた事”です。lalu(ラルー)は”過ぎた””以前の””通過した””それから””通り過ぎる”などたくさんの意味がある。sambil lalu(サンビル ラルー)”通過しながら”から”ついでに”とか”概要””おおざっぱ”と言った意味に使われる。dua hari yang lalu(ドゥア ハリ ヤン ラルー);二日前””おととい”です。lalu lintas(ラル リンタス)”交通”(リンタス)も”通過する”の意味です。hujan lalu(フジャン ラル)は想像がつきます。”通り雨”ですね。
terlalu~(トゥルラル~)は”~過ぎる”時間的に使うのでなく、日本語の”~過ぎる”と、同じように、濃さや温度や速度や年齢などに使う。濃すぎる、薄すぎる、厚すぎる、薄すぎる、暑過ぎる、寒すぎる、若すぎる、年を取りすぎているなどなどです。インドネシア語でいえますか、辞書を引いて覚えるだけです。
どういうわけかselalu(スラルー)”いつも”です。
78 tahu(タフ)は”豆腐”です。日本語のトーフが語源とか。だからしっかりhを発音します。
スペルは、全く同じtahu(タウ)でも、(タフ)でなくこちらの意味の時は(タウ)に聞こえる。hを発音しません。”知っている””知る”です。
pengetahuan(プンゲタウアン)”知識” Tolong kasih tahu(トロン カシ タウ)”教えてください”
79 senang(スナン)”楽しい””うれしい”名詞になってkesenagan(クスナンガン)なら、”楽しみ””娯楽”や”趣味”という意味まで発展します。
Semoga menyenangkan perjalananya.(スモガムニュナンカン プルジャラナニャ)”楽しい旅になるように祈っています”Selamat jalanを丁寧に言っています。これを言われれば、本当に喜んで旅立ってもらえます。
80 mudah(ムダー)”簡単””難しくない””やさしい”susah(スサー)”難しい”sukar(スカール) sulit(スリッ)も同じです。
mudah~(ムダー~)”~しやすい””~になりやすい”susah~(スサー~)”~しにくい””~になりにくい”という使い方をする事が多い。mudah kotol(ムダー コトール)”汚れやすい”susah cepat(スサー チュパッ)”早くしにくい”などの使い方をします。muda“若い“”薄い“とは、似て、非なるですね。