実用インドネシア語講座 26
116 Sakit(サキッ)非常によく使う言葉です。”病気””痛い”という日本人にとっては二つの意味がある。Rumah sakit(ルマー サキッ)”病院”です。痛くなくても病気はたくさんあるにもかかわらず、インドネシア語では区別がない。それでも、インドネシア人は気にしていない。変だと思わない。質問しても、ピンとこないらしい。
私がどこか痛い時にサキッ シニ”ここが痛い”といった時、インドネシア人はそこが痛いのか、病気なのか知りたくならないのです。
逆に日本人が言われたら、何の病気なのか、痛いなら、原因はなにかしりたいと思う。
117 Sembilan barang pokok (スンビラン バラン ポコッ)“九種類の基礎的品物”の意味です。
言葉の印象から“寸箱“と解釈する日本人は多いと思う。実際に箱や袋に入れて、従業員に会社からプレゼントすることや、地方や国の政治家や金持ちが折々にスンバコを配る風景が紹介されている。大統領が配ることもある。現金を配ることもあり、噂を聞きつけた群衆が殺到して、犠牲者がでた例もあるほどだ。
イスラムの習慣らしいが、不公平な奇妙な習慣だと思う。結局、世渡りのうまい人が得をするシステムです。一種の金持ち意識を満足させるものだし、もらう方は誇りを傷つけられるとう傾向もある。今回の選挙の場合もこの扱いが選挙違反と絡んで難しいことは書いた。金持ちは、どうせ、巧妙な方法で金集めをしている傾向があるインドネシアです。税金を確実に納入するモラルが定着することが大前提です。
前大統領のメガワティがスンバコを安く安定させる政策を取ると公約している。スンバコの本当の意味が分かって納得したが、日常的によく使われるsembakoは辞書に載っていない。
118 penyakitnya sembuh 病気が治る。 tipusチフス disentri赤痢 angin 風邪 sembelit 便秘 menceret下痢 DBD(デーベーデー) Demam Berdarahの略です。高熱、出血 デング熱 wasir 痔だよ。他の良い方もあるかもしれないが、私が良く聞く、病気の名前や症状です。そして、これらすべてが、インドネシアでは一般的にある病気で、大体、一週間で治って、出勤してきます。日本なら、隔離ですが、インドネシアでは隔離などない。
http://www.sompo-japan-off.jp/kaigai/indonesia/indonesian.html損保ジャパンの資料です。
119 日本語でも目を使った熟語やことわざが沢山あるようにインドネシア語にも眼を使った言葉がたくさんあります。想像してみてください。
Mata angin風の目 風の渦の中心
Mata-mata目また目 スパイ
Mata air水の目 泉 水源
Air mata 目の水 涙
Cuci mata目を洗う ウインドショピング 目の保養
Sumbu mata目の芯 軸
Empat mata 目が四つ 一対一
Saksi mata 目の証人 目撃者 証人
Kalau、kaloは文章の前に来て、もし、~~ならば、になる。Kalau begitunyaと、よく言う。相手の話を聞いていて、それならば、というときに、使う。