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Pangandaran 09 02

今回の目的は、二日間だけということもあって、恋人のラフレシアに会うことではなく、新しい見どころを開拓することだった。
 できるだけ、車で行けるか車を降りて歩いてもそう遠くないところという条件を決めて、前から、狙っていた二か所に行ってみた。
 一か所は、パンガンダランから来た道を戻って10kmくらい東へ行く、パンタイカラピアック(Pantai Karapiak)のまだ東の岬の山の上、すぐ、そこに、監獄島のヌサカンバンガンである。ヌサカンバンガンへは何度も行っているが、すぐ対岸から見るのは初めてだった。景色は大変良いが、車から降りて、二十分くらい歩く。あいにく昨日の夜、大量に雨が降ったようで、道なき道は歩きにくかった。しかし、天気が良ければ快適なところだと思う。上の写真がその場所ですが、田んぼが海岸まで広がっていて、海水が常に掛ると思うが大丈夫なのでしょうか。



 そこからパンガンダランへ戻る途中左側に小高い山のルンバープトゥリがある。ここは私のホームページの表紙のバックになっている、雄大な景色が広がっている場所である。この山の東下方に日本軍が作った鉄道の橋が見える。ここへは以前海から小舟で遡ってみようと試みたが、河口が殆ど砂浜になっていて、水は狭い流れで少ししかなく、遡ることができなかった経験があって、ぜひ陸から行ってみたかった。今回はその橋と、その川の河口へ行ってみた。ルンバープトゥリの東麓から南に入ると50mくらいでその橋のたもとに出る。その途中、そこに住んでいる人の庭を通る。橋は70年以上前に作られて、其処の人に話でと1970年ごろまで使われていならしい。今は鉄骨が朽ち果てていて、歩いて渡ることもできない。その向こうにもうひとつ橋がかかっていて、これは石のアーチが四つほどでできているので橋は健全のようだがそこまでこちらからは簡単には行けない。
 いつか機会があったら川の向こう岸からその橋の場所へ行ってみたいと思った。また、小舟を担いで50mくらい引きづればとうとうとした川をさかのぼり朽ち果てた鉄橋の下もくぐることができると思った。

一年ぶりのパンガンダランだったが、平日というのは多分初めてだったと思いう。ガラガラだった。広い海岸が一層ひろく感じられた。しかし、初めて泊ってみたこのホテルは欧米人のツアー客が多く、空きが三部屋しか残っていなかった。多分、バリスタイルなので、欧米におおく紹介されているのでしょう。価格の割に泊まり心地はよかった。西海岸のチャガールアラム入口駐車場の近くだった。

ところで、07:00に家を出て、13:00にはパンガンダランへ着いたが、タシクのバイパスに入る前にブレーキをかける度にがたがたと車が揺れ、ハンドルがバイブレーターになった、それでも走っていたら、チアミスへ入ってブレーキの効きが悪くなってしまい、サイドブレーキを使わなければ止まらない状態になってしまった。道端で、車の修理屋の場所を聞いて、目的地までの道からそれて、そろそろと走りながらたどりついた。ブレーキオイルが漏れて、空に近くなっていた。直ぐに分解してくれて漏れているゴムパッキンにテフロンテープ巻いてくれて、再セットしてくれた。30分くらいで治った。5万Rpだったが、7万Rp(500円)置いてきた。危なかった。助かった。

途中で給油しブレーキオイルを追加し、それでも6時間しかかからなかった。昔、13時間14時間かけていたことを思うとウソのようである。

 海岸から戻る途中でヤシの木にするすると登っては下りることを繰り返したる人にあった。明らかに椰子の実を落としているのではないことが分かる。何をしているかというと、椰子の木の実の根元から甘い液を採取していとのです。1リットルくらいのプラスチックのバケツを吊るしておいて一週間くらいの間隔でいっぱいになるころバケツをつけ直すのです。その作業に偶然出会ったのでした。そこからすぐ近くで、その液を濃縮していた。写真のような容器で12時間火を焚き続けれと濃い蜂蜜のようになるといっていた。原液をなめさせてもらったが確かに甘いそして、椰子の実に中に入っている液の味がした。
 これらのスポットは道に車を止めて、あるいはそこらあたりの家の庭に、頼んで駐車させてもらって、二三十分歩くだけなのでお勧めです。