○ 世界一細い注射針?
また、インドネシアに戻っていますが、インドネシアから戻って、日本で体のメンテナンスをしながら、ホームページを作りながら、それでも、止まると死んでしまいそうなので、止まっていることができなかった。
インシュリン注射針に使えるかどうか分からないが、上図のような製品をプラスチックで作ってみた。斜めカットは装置に金をかけなければならないのでまだやっていない。原料はトウモロコシなどから作られる生分解樹脂、ポリ乳酸レイシア、三井化学の協力を得た。
話しは基本的で単純です。吐出量を一定の間隔で一定量にコントロールし、引取速度は一定にすればいい。ただ余りにも微量な樹脂量を微小間隔で調整するには、20mmφの押出機を購入したが、スクリュー回転や引取速度を変化させるやり方では出来ないでしょう。何か別の、今までにないやり方をしなければならなかった。それが、あるひらめきで出来た。
今それを明かすことは出来ないが、全く、新しい方法なので、製法特許を申請すれば必ず認められるでしょう。図面を書き始めたのは2007年1月でした。金型が出来たのは5月末でした。五月中旬から一ヶ月間六月中旬までドイツとインドネシアへ行っていたが、6月末にはサンプルが出来上がった。
別記をしたように、また、インドネシア技術指導をしています。
注射針?あるいは他に応用できる技術だと思うが、もう出来てしまったので、応用については他の人々に委ねる。
○ 革新的なカム押出 2008年元旦
押出成型に新しい世界が開かれました。
いろいろな押出し量の制御方法があるが、ポンプギヤーの部分をカムに置き換え不連続押出し(断続押出し)に応用した例はない。
押出し方向で吐出量と金型出口形状を変化させる三次元押出し成型がものになったのか、ならなかったのか一時、その研究が流行り病のように一部で蔓延していた。その時代は私がインドネシアにいるときだった。その開発状況は特許の申請状況で知っていた。しかし、サーボモーターと出口金型形状変化のタイミングを合わせることはできないはずだ、感覚でわかる。また、通過するだけにしても、冷却水槽の入り口の金型形状変化をさせるなら、なお、タイミングを合わせることは難しい。いわゆる、覚めた目でその状況を眺めていただけでした。
インドネシアにいながら、日本では無意味な競争をしているなと、興味はあったが、割合、覚めた目で眺めていた。その中に入り気はまったくなかった。
一つは、プルファイルではなく、パイプ、チューブの径や厚さを押出方向で変化させる方法については、何台かの押出機の電磁クラッチを使って、ON.OFFを自動でさせ押出量を変化させる方法は別の項で説明済みです。
もう一つは、この、カム押出である。カムを押出圧力かそれ自身を他の動力で回転させ、押出樹脂量を調整します。完全に閉じると開くを繰り返すことができますが、カムの形状で、隙間の変化とともに少しずつ押出し量を変化させることもできます。求め製品形状ごとにカムを作ります。
いずれも、チューブとパイプに関して、です。応用については興味のある方が研究してください。私は、何年か後に、日本へ戻ったら、また、このテーマで技術開発をしようと思っている。その時は、塩ビ意外で、プロファイルの金型形状変化のタイミング調整に挑戦したい。