Candi PERAMBANAN

Candi Perambananのチャンディは寺院の意味です。ボロブドゥールとセットで観光する所で有名です。インドネシアの中学、高校の修学旅行の定番コースに入っています。Jogjaは日本の京都か奈良のような古都、観光都市なので勿論外国人向けの立派なホテルも沢山あるが、ガジャマダ大学を始めとする学生の町でもある。そこで、日本でいう旅館風、こちらではロスメンという安宿が沢山ある。5万Rp(700円)で充分であるが、金、土曜日は修学旅行による予約でふさがっている事が多い。

1 位置とアクセス
  古都Jogjakartaの北東約1時間にある。ジャクジャカルタまではジャカルタから、飛行機で1時間、車では13時間掛かる。私は車で4回飛行機で二回行っているが、やはり、着いてからは車がらくだ。Jogja市内の事とBorobudurのことは地球の歩き方などの案内書に任す。

 

JogjaからKota Soloへ向かう途中の国道の途中左側に尖った塔のようなものが見えてくる。過ぎて、左折すると駐車場に着く。入場料を払って入るが、外国人ツアー客は別の入り口から5US$払ってはいる。

2 何がいい?
  私はボロブドゥールよりチャンディプランバナンの方が好きだ。なぜかと言うと、観光の主役ではない事と、どっしりしていないことである。不安定な感じがする。未完成な感じがすることです。この間の地震で、大きく崩れ落ちた。まだ修復中である。また、その周りには、以前からまだ広範囲に、崩れた石が積み上げられていて、いつ手をつけるのだろうと、思わされる。面積的にははるかにボロブドゥールを凌いでいるが、未完である。未完成がいい。ヒンドゥーの寺院なので、シバの像や象の像?、学問? 宗教のことは良く分からないが、良く、積み上げたものだと思う。しかし、そばで見ていると若干疲れる。遠景がいい、木々の間から見る尖塔たちは神秘的に見える。もっと密林の中にあって、突然目の前に現れればなおいい。

 

3 Ratu Boko
 プランバナンを出て広い道を横切りパサールを通り過ぎ左へ曲がると前方に小高い丘が目に入る。中腹に石作りの清水の舞台のような建物が見える。その下を通り過ぎ看板にしたがって山の裏側から登る。先ほど見た建物の裏側の駐車場に出る。
 私は、普通ではないので、ある土曜日、急にGn.Merapiの溶岩流を暗いうちに見たくなった。チカランゴルフで14:00までゴルフをやり、その後15:00に車で出発、13時間走り続けて朝、04:00に清水の舞台の下についた。生憎の小雨でムラピは見えない。そのまま眠ってしまった。一時間もうとうとしていたら急に車のまわりが騒がしくなってきた。周りは子供たちで一杯、サッカー、バレーボール、縄跳びなどをやっている。日曜の朝の早起き会の集合場所になっていてその真ん中に車を止めていたのでした。びっくりして、車を清水の舞台の裏側の駐車場に移動した。

 

 彼らも階段を登って清水の舞台の上にも大勢いた。ここからのパノラマがすばらしい、だから集合場所になっているのでしょう。日が右から昇り始めた頃雨が止んで晴れ間が見えてきたが、目の前に翼を大きく広げたようなMerapiの山頂は雲が切れなかった。残念、せっかくその為に来たのに。Candi Perambananは眼下に見えた。疲れがどっと出た。
 そこから数百m上に歩くとヒンドゥーの遺跡(これがRatu Boko)に出会う。山自体が岩石で出来ていてそれを彫って穴を開けたり、切り出して積み上げたりして作ってある。一部はプランバナンに使われたという。立派な門が復元されている以外は、何々の跡といった感じだが、奥ね行くと、立派な日本庭園のような池があったりして、ちょっと懐かしい風景である。この丘の周りに今は木がうっそうとしているが、無ければさぞすばらしいパノラマを見る事ができただろうにと、思う。

眠いが08:00帰途に付く、途中ちょっと仮眠をとったので、23:30チカランの家に着いた。結局、目的は果たせなかった。
 せっかく、プランバナンへ来たなら、直ぐ近く(10分)なので、ぜひ、脚を伸ばしてみたらいいと思う。きっと、損した気分にはならないでしょう。

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