パンガンダランの中でちょっと触れていますが。地図にも左端に載っています。パンガンダランから、25km西に一本道です。道がでこぼこの所があるので1時間弱掛かる。近づくと、左側にSungai Cijulang(チジュラン川)が現れる。両岸は勿論緑色、川に色も見事な緑色。間もなく駐車場が右に出てくる。15回以上行っているのでパンガンダランと同じように、ちょっとした有名人になっている。ツアーコースになっているのでしょう、団体さんの団体観光バスが駐車している。三台も止まっている時は、船乗り場も上流の突き当たりの上陸地点も、大混雑になってしまう。
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1Green canyon
草刈機のエンジンにスクリューをつけたような小船(サンパン)(50000ルピア)に乗り込み、緑色した川を上る、幅は10〜15m程、特に渓谷という感じはしない、20分ほどで、行き止まり。それ以上は船で上流には行けない。そこで岩に登り、おしまいである。石灰岩の隙間から水が落ちてる。神秘的に見えるといえば見える、その下の淵のちょっとした秘境で泳ぎ、気分に浸ることができる。水はそれほど冷たくない。一時間もいれば充分である。日本の何とか峡を想像しては期待はずれになるでしょう。初めての人を話の種に連れて行くだけである。しかし、中には感激してくれる方もいるので人それぞれだと思う。雨季にはオオトカゲの大群に会えることがある。乾季雨季ではかなり水量が違う。下の右側二枚は同じ場所です。乾季と雨季の水深や色の違いが分かるでしょう。
オオトカゲはどこでしょう
トカゲはコモドドラゴンではありません。現地の人はBiyawak(ビヤワッ)と言っています。上の左側二枚の写真、ビヤワッがいます。どこか分かりますか。泳いでいる事が多いのですが、たまに木登りもする。
Sg.Cijulangはパンガンダランから小船で1.5時間で河口に着く、河口から、1時間でグリーンキャニオンの船乗り場に着く、そこから、船を乗り換える。こういう来かたもある。緑の川で行き交う船が無いので、鏡のように両岸の景色が映っている。インドネシアの川は何処も色が赤茶色、だから、こういう川を静かにすべるように上ることができるのはここだけである。一般の観光客は時間的に河口からさかのぼる事はできない。
2 Batu Karas
パンガンダランを中心に東西両側4〜50Kmの間にいろいろの名前が付いたPantai(海岸)が点在している。そのうちのPantai Batu Karasに触れる。
グリーンキャニオンの駐車場を過ぎ、しばらく行くと、先ほど船で下をくぐった橋を渡り、川の向こう側に渡る、わたり切ったら、直ぐ、左折、川が左側にある。Sg.Cijulang沿いに河口に向かう。Batu Karasのゲートで支払って海岸に入る。だいたい、何処の海岸もゲートがあってその内側は有料です。5千Rp(70円)ぐらいです。
遠く左側にパンガンダランのチャガルアラムが見える。ちょっとした湾と外海に出っ張りで分けられている。内側は穏やかな波で海岸も遠浅、水が引いた後海岸が鏡のように反射している。外海は、ここは、いつ行っても空いている、どちらかというとサーフィンの隠れスポットといったところでしょう。テントを張ってある程度の長期で楽しむ若者が多い。インドネシア人しかいない。一般の観光客が来ることもない。
3 Bojong Kerekes
Green canyonからの帰り、5km程走った海岸、ここは只広大な海岸が広がっているだけで何もないが、只一つ、竹で出来た細い端を渡って川の河口のそばに作った小屋でシーフードを食べる事ができる。ちょっとした、雰囲気を楽しみながら川の上で食事タイム、また、一興である。
これらはパンガンダランの地図参照。