ブンクルー
Bengkulu Sumatera

海岸が綺麗で、運が物凄く良ければBunga bangkaiに会えることを期待して、四連休?を利用して、行くことにした。位置的にはスマトラ、ランプンの北 ジャカルタ、スラバヤより近い、車ならムラックからフェリーを使うが、ジャカルタからなら20時間で着くでしょう。道もそう悪くない。今回は、飛行機で行った。アダムエアー一番安くて安全?と聞いている。
 スカルノハッタから飛立った思ったら降下を始めていた。飛んでいる時間は1時間足らずだった。04:00に家を出て、06:30発 07:30にはブンクルー(ハットマワティ スカルノ)空港から外に出ていた。
 フローレスのマウメレの時と同じでガイド(タクシードライバー?)が群がってきた。しかし、皆さんおとなしい、付きまとってくるだけ。タクシ、と、声をかけてくるが、どこを見てもタクシーが見当たらない。キジャンやパンサーが多く見られる。実は、それがタクシーだった。レンタカースタイルのタクシーで、ガイドも兼ねているのでした。
其の中の、熱心にくっついてくる運転手に、ついに聞いてしまった。「ブンガバンカイを見ることができる場所を知っているか」と、彼は、知っていると答えた。それでは連れて行ってくれと頼んでしまった。期待は全然していない、信じてはいなかった。しかし、彼はまじめに、何日か前に、ジャカルタからのお客さんを案内した、と説明する。それが今日もあるとは全く、私は思っていない。せっかくだから、其の場所に、新しいラフレシアが現れていることを、かすかに期待して、連れて行ってもらった。場所はBUKIT DAUN(ブキットダウン)草の丘という意味だ。ありました。すでに腐ってしまっていました。蕾もあったが、咲くのは、二週間後くらいでしょう。パンガンダランと色は違うし、大きさも違う。こちらは赤くて大きい。どぎつい、毒々しい色をしている、白っぽい斑点も大きい。
 また、もう一箇所はBUNGA BANGKAIの群生地を見つけることができた。タクシーの運転手は其の場所を知らなかった。私が、道端の植物売店に寄って、蘭の花の写真を撮らせてもらいながら、聞き出した場所で、そこから、ボゴールの植物園(Kebon raya Bogor)に送っている。ここが、元祖の場所だと、強調していた。

 

行って見ると、なるほど、若い経営者が、出てきて一生懸命説明してくれた。写真を見せながら、一日でこの状態からこの状態になってしまうので、本当にタイミングよく見に来なければ意味がないと。ラフレシアとブンガバンカイは違うことを強調。私も、そう思う。ブンガ バンカイの方が本当の幻の花だと思う。発生のメカニズムが全く違う。形も匂いも、咲き方も、咲いている期間も全く違う。しかし、ここ、ブンクルーには両方がある。Bunga Bangkai (Amorphaphollus Titanum) dan Padma Raksasa (Rafflesia Arnoldi).
 それと、しかし、ジャングルに奥深く分け入り、たまたま、出会うということは年末宝くじで一等賞に当たるより確率が低いこともわかった。テレビの特番で見せたブンガバンカイは、栽培しているところから持っていって、あたかもそこにあったように見せているやらせとしか思えない。いずれも道端にあるのです。ガイドが空港で、私が「車を降りてから何時間歩くの」?と聞いたら、「10mだよ」。と、答えた。「本当?」信じられなかったが、なるほど、行って見ると、確かに徒歩一分以内でした。人が管理しているのです。パンガンダランとはえらい違いだ。
 葉が黄色くなりなじめているので、四月に咲くであおろうと思われる木があった。それが咲くであろう二三日前に電話してほしいと頼んでおいた。こうなったら意地でも見に着てやろうと思う。日帰りでもいい。

 

Pantai panjang sunset

Bengkulu市内観光

宿泊はRaffles city Hotelだったが、Pangtai panjangの真ん前。波の音がよく聞こえる。海岸は想像以上に幅広く遠浅で、長い。ざっと、30km位はありそうがだ。大都市は近くにないので、空いている、泳いでいる人は誰もいない。人が少ないので、汚れ、ごみも少ない。珊瑚砂ではなく、本当の砂だが、粒子は大変小さく、泣き砂に近い。
 スカルノが短期間住んでいた家とか奥さんのファットマワティの家とか、オランダ、イギリス時代の要塞あとやその頃の墓地などをめぐった後、山岳地帯に向かい、滝を眺め、チアトルのような温泉遊園地を訪ね、最後にCulupという高原の町を過ぎて、Vill Hijauというホテルに落ち着いた。

 

帰りはタクシーというかアンコッタというか小型トラックの荷台に長椅子がついている乗り合いトラックでCulupのバスターミナルまで下り、そこから、普通のバスでパンタイ パンジャンに着いた。ホテルはBidadariという名前だ。ラッフルズより安くて状態はいい。

花が無くなった後の伸び木

咲いて十日後、しなだれている

竹の子のような新芽

 

ラフレシアが咲いている

四日間いてよかったと思う。最終日、時間が十分あるので、ブキット、ダウン辺りをもう一度探し回ろうと思い、山に向かった。方向はCulupである。途中、突然、ラフレシアが咲いているという小さな看板(Rafflesia Mekar)があらわれた。車から降りて、道端の崖を10mほど下った所にヒッソリと咲いていた。誰もいない。写真を撮って、また走り出すと、今度は両道端に看板が出ていた。そこには、現地の人が数人いて、他の植物を売っている、道端から6mと書いてある、なるほどそんな距離だった、しかし、ここのは完全には開いていなかった。さっき下の方にあったものの方が綺麗に開いていて大きかったよと、言ってやったら、彼らはそれを知らなかった。
 また、しばらく車で上ると、また、看板があった。これも、ほんの道端、登るのは3mほどだが、道からの距離は1m位しかなかった。
 いずれも、車がぶんぶん走る道端にある。もっと、もっと奥へ分け入れば、たくさん見つかるかも知れないが、それは、ちょっと、一般人にはできない。これなら、昨日見た看板のところにはBunga Bangkaiがあると書いてあったのを思い出し、無駄でもいいから、訪ねてみようということにした。行って見ると、誰もいない、あきらめかけたが、隣の人に聞いたら、そこの人は今、畑に出ていていない、私が案内してやるよ、といって案内してくれた。わかりにくい道をくねくねと森の中に入っていく、4〜500m行ったところで、開けた場所にでた。そこに、Titanumなどのブンガバンカイがあった。というより、栽培されていたと言ったほうがいい。
 枯れてしおれているもの、いま芽が出だしたもの、大きな木になったもの、いろいろな状態のものがあり、ブンガバンカイ植物園のようだ。下のほうで、池をつくっていたという、ここの持ち主が上って来たので挨拶し、いろいろ聞いたが、日本や韓国の撮影グループが来て、24時間咲く状態を撮っていったと話していた。
 なるほど、ジャングルに分け入ってやっとめぐり合ったという話にできるなと思う。一ヵ月後に咲くであろう芽も出ていたので、咲くであろう頃にはもう一度訪れようと思う。それにしても、ジャングル奥深く分け入るつもりで、ガイドを頼もうと思っていたのと、全く違い、タクシーで横付けできるとは興醒めである。パンガンダランのジャングルでの努力は何だと思う。しかし、ラフレシアはパンガンダランの方が小ぶりで華麗である、こちらのは模様も大まかで、色がどぎつい。パンガンダランの方が好きだ。
 道端で蘭のような花や変わった色や形の葉を持った植物が売られている。この辺りは、ラフレシやブンガバンカイだけでなく、さまざまな珍しい植物が自然に発生しているようで、この種に興味のある方にとっては垂涎ものではないでしょうか、ジャカルタ辺りへもって行けば何百万ジュタもする種類が数万ジュタで売っている。
 

Bengkulu

花が無くなった後の伸び木

咲いて十日後、しなだれている

竹の子のような新芽

Pantai panjang sunset

道端の看板

四日間いてよかったと思う。最終日、時間が十分あるので、ブキット、ダウン辺りをもう一度探し回ろうと思い、山に向かった。方向はCulupである。途中、突然、ラフレシアが咲いているという小さな看板(Rafflesia Mekar)があらわれた。車から降りて、道端の崖を10mほど下った所にヒッソリと咲いていた。誰もいない。写真を撮って、また走り出すと、今度は両道端に看板が出ていた。そこには、現地の人が数人いて、他の植物を売っている、道端から6mと書いてある、なるほどそんな距離だった、しかし、ここのは完全には開いていなかった。さっき下の方にあったものの方が綺麗に開いていて大きかったよと、言ってやったら、彼らはそれを知らなかった。
 また、しばらく車で上ると、また、看板があった。これも、ほんの道端、登るのは3mほどだが、道からの距離は1m位しかなかった。
 いずれも、車がぶんぶん走る道端にある。もっと、もっと奥へ分け入れば、たくさん見つかるかも知れないが、それは、ちょっと、一般人にはできない。これなら、昨日見た看板のところにはBunga Bangkaiがあると書いてあったのを思い出し、無駄でもいいから、訪ねてみようということにした。行って見ると、誰もいない、あきらめかけたが、隣の人に聞いたら、そこの人は今、畑に出ていていない、私が案内してやるよ、といって案内してくれた。わかりにくい道をくねくねと森の中に入っていく、4〜500m行ったところで、開けた場所にでた。そこに、Titanumなどのブンガバンカイがあった。というより、栽培されていたと言ったほうがいい。
 枯れてしおれているもの、いま芽が出だしたもの、大きな木になったもの、いろいろな状態のものがあり、ブンガバンカイ植物園のようだ。下のほうで、池をつくっていたという、ここの持ち主が上って来たので挨拶し、いろいろ聞いたが、日本や韓国の撮影グループが来て、24時間咲く状態を撮っていったと話していた。
 なるほど、ジャングルに分け入ってやっとめぐり合ったという話にできるなと思う。一ヵ月後に咲くであろう芽も出ていたので、咲くであろう頃にはもう一度訪れようと思う。それにしても、ジャングル奥深く分け入るつもりで、ガイドを頼もうと思っていたのと、全く違い、タクシーで横付けできるとは興醒めである。パンガンダランのジャングルでの努力は何だと思う。しかし、ラフレシアはパンガンダランの方が小ぶりで華麗である、こちらのは模様も大まかで、色がどぎつい。パンガンダランの方が好きだ。
 道端で蘭のような花や変わった色や形の葉を持った植物が売られている。この辺りは、ラフレシやブンガバンカイだけでなく、さまざまな珍しい植物が自然に発生しているようで、この種に興味のある方にとっては垂涎ものではないでしょうか、ジャカルタ辺りへもって行けば何百万ジュタもする種類が数万ジュタで売っている。
 ラフレシアとブンガバンカイを同じ場所で見ることができるのはここブンクルだけか?しかし、どうも、自然ではないようなのがうさんくさい。
その点、パンガンダランは確実に自然である。

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