実用インドネシア語講座 ]
91 味に関して
rasa ラサ:味 asin アシン:しょっぱい manisマニス:あまい pedas プダス:からい asam アサム:すっぱい (みかんなど) pahitパヒット: にがい enak エナック:おいしい tidak enakティダ エナック: おいしくない 。また、いろいろな料理に使うBumbu出汁の種類が多い。MasakoやSajikuなど、コンビニでもスーパーでも、ずらっと並んでいる。
92 api(アピ)”火”です。gunung api(グヌン アピ)”火山”です。インドネシアは火山島です。あちこちに活火山があります。また、それらの山の名前をMerapi(ムラピ山)と言います。インドネシアにはムラピ山が沢山あります。
Bunga api(ブンガ アピ)”花火”です。この言葉は日本語を直訳したものです。 Kereta api(クレタ アピ)”汽車”です。本来は石炭やコークスを燃やす機関車の意味ですが、今はインドネシアでも存在しません。ところが、ジーゼル機関車でも電気機関車でも全て列車のことはクレタ アピと言います。kereta(クレタ)”乗り物”です。api関連の言葉は沢山あります。Pemadam api消火器Korek apiライターlayang-layang apiツバメ、unggun apiたき火、などなどです。ツバメは、Waletと普通言いますね。Unggunは、小山、盛り上がった場所、という意味です。たき火というか、道端のゴミの山に火を放って、燃やす風景はどこにでもある。
93ikat(イカッ)”結ぶ紐””束”mengikat(ムンギカッ)は動詞になって”結ぶ””縛る””構成する”になります。仕事上、製品を束ねる仕事は多い。もっと強い言葉はpaut(パウトゥ)です。”きつく結ぶ””強い関連性がある””合体された”です。
94 Pelihara
Memelihara(プリハラ)”世話する””保護する””養生する””飼う””養殖する”memelihara sawah ladang(ムムリハラ サワー ラダン)”田畑を耕す”memelihara kesehatan badan(ムムリハラ クセハタン バダン)”健康に気を使う”今の会社の前は、淡水魚の養殖場が広がっている。Melihara ikanですね。
95 Saji(サジ)”ご馳走”この単語はテレビコマーシャルに頻繁に出てくる。sajikuという味付け調味料があります。”私のご馳走”という意味です。日本語のサジはsendok(センドック)です。インドネシア人の食事の仕方は一般的には、床に敷物をして、料理が載っている皿を並べて、それを、各自の空き皿にご飯とおかずをめいめいが取り右手を使って食べます。其れに付き合うことは日本人にとっては苦痛です。レストランでは、指を洗うフィンガーボールが出されるのが普通だし、必ず、手荒い場所が、片隅にある。
中には一般のレストランでも床において同じように食べるところもあります。しかし、都会へ出れば、普通はテーブルに料理が出てサジとgarpu(フォーク)が付きます。ティッシュ、ロールティッシュ(トイレットペーパー)などが、テーブルの上にある。
96”ギンギン、ギラギラ夕日が沈む、ギンギンギラギラ日が沈む”という歌、知ってますよね。是をインドネシアで歌ってみてください。聞いた人は、どんな反応をするでしょうか。面白いですよ。Gila(ギラ)は、今日本で言ってはいけない言葉になっている、”気違い”の意味です。車の運転が乱暴な人を、あいつはギラだといいます。使い方は日本と全く同じです。
だから、この歌は、”気違い”と連呼している歌です。ぜひ、歌ってみてください。
97P.T.(ペーテー)とは”株式会社”のことです。Perseroan
terbatasの頭文字で、意味は有限会社に近い。会社勤めをしている人は、PTに勤めていると言います。ちゃんとした会社に勤めているということを、そう、言うのです。ほとんどの会社の名前の前に付きます。私の会社はPT、ENDOTAです。
”会社”はperusahaan(プルウサハアン)です。usaha(ウサハ)”努力”です。会社は努力の結果できる物という意味で努力が名詞になって会社になったのでしょう。創業者は、Pengeusahaと言います。
teman(トゥマン)”友達””同僚”ですが、sahabat(サハバッ)”親友”です。”親友中の親友”はsahabat akrab(サハバッ アクラブ)です。
五輪真弓の”心の友”という歌は、もう、1990年ころから、インドネシアでは、大有名な歌です。意味は、と聞かれることが多い。Sahabat dalam hatiと、言ってやる。なるほど、と、思ってくれる。
99 ここインドネシアでも微々たる人々ですが、環境問題に関心を持つ人がいます。本当にわずかです。インドネシアには”環境”という言葉はありませんでした。世界で取り上げられるようになって、始めて、言葉を決めた。近いのが、lingkungan(リンクンガン)基本語はlingkung(リンクン)”周囲””一周””サークル”で、環境という意味ではありませんが、最近、環境という意味で使われだしたのです。akrab
lingkungan(アクラブ リンクンガン)”環境にやさしい”が一例です。このような環境の話をインドネシア人にまじめに話をすると、大概、”めんどうくさいな”menbosankan(ムンボサンカン)という顔をされます。
100 環境を日イ辞書kamus(カムス)で引くとsuasana(スアサナ)”雰囲気””情勢”という意味で、その場所そのものを言うのでなく、其の場の空気のことです。だから、物質的な環境ではありません。