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   Indonesia リスクからの回避

以下のような、状態があるのです。特定の会社や人を指すものではありませんが、あるのです。いるのです。真っただ中に入ってしまうと、かなりの損失を覚悟しなければ抜けられなくのです。場合によっては、厄介なことが尾を引くことになるかもしれません。妙な欲は出さないで、注意深く事は勧めた方がいい。一遍に、深みにはまらないことです。様子を見ましょう。 抜けるなら、損切りでも、早めにした方がいい。



 1 ジョインのリスク 

 “後悔先に立たず“何かメリットを求めて、ジョイン(共同経営)を持ちかけた時、簡単に、話に乗ってくる会社、或いは、メリットがあると、ジョインを売り込む会社、どちらも、ジョインしてはいけません。条件の話もしてはいけません。資金的、人材的、技術的な提供、手伝いだけでも、してはいけません。

 

もう、5年以上前だが、インドネシアで10年以上、日本親会社から派遣されて、仕事をしていた人が、定年で退職した。インドネシアに友達も多いし、環境にも慣れているので、退職金をつぎ込んで、インドネシア人と共同経営の会社を興した。一年もたたないうちに、仕事がうまくいかずにその会社は閉じてしまった。そして、装置は共同経営者が持ち出して、雲隠れをしてしまった。そのインドネシア人、計画的ではなかったかと、本人は悔やんでいる。そんなことがあった後、私がいた会社に訪ねてきて、雇ってもらえないかと頼みに来たことがあった。これに似たような例は、いくつも聞いたいる。

 

現在、事業譲渡や共同経営の相手を物色している会社や人に大注意。日系企業の50%は赤字、小企業や個人企業(日本に本社なく、インドネシアで会社を興した企業)では70%が赤字だという。経営者は、自分ではどうにもならないと思うようになっているのです。そういう会社は、必ず、かなりの借金をしているはずです。藁をもつかみたい気持ちで、身売りを画策している会社も多いと思う。閉じるにも、退職金だけでもその企業にとっては、払いきれない金額が必要になるので、撤退もできない。

 

仕事上の何かのライセンスを持っていたり、装置を持っていたりする会社で、目的に有った会社があったとする。それらを使って、仕事を増やしたいという会社が、その会社を買収なり、ジョインなりすれば、そのライセンスや装置を簡単に手に入れたと同じことになるという理由で、興味を持つ会社もあるので、それが、たった一つの頼よりとするのです。しかし、ろくに調査もせず、飛びついてはいけません。裏に、どんなしがらみが隠れているか分かりません。たとえ、社長からの借金なら、社長が被ればいいという考えも甘い。社長がどこらか借金をしているかも知れない。例えば、税務調査が入った時に、そこまで突っ突かれます。出どころがはっきりしなければ、かなりのペナルティーになります。

 

何より、そのライセンスや装置を、その会社が持っていることが、余り、仕事上、生かせていないということです。それらを生かしていないし、生かす能力がないのです。そう儲かる仕事は、飛び込んでくる分けではないのです。また、そのライセンスを新たに取得しようとすると、なかなか、難しいのは、外国企業にそのライセンスを与えたくないのです。そういう仕事は、今や、ローカル会社でもできるようになっているからです。

 

お分かりでしょうか、車もバイクの業界も、前年同月日で、何カ月か前から、マイナスになっているのです。人件費も、どんどん上がっています。そんな中、赤字の会社と組んではいけません。

 

そして、これが肝心です。赤字の会社に新たな仕事を依頼する事もいけません。赤字で苦しんでいる会社の脚を引っ張るような冷酷なことを書きますが、そういう会社は、将来がないのです。経営者の能力がないのです。創立後二三年は赤字でも仕方がない、助走区間ですから、しかし、5年以降の赤字でいる会社には、関わるのは間違いです。赤字を解消できると思うことは大間違いです。

 

日系とは限らないが、インドネシアにはそんな会社がごろごろしています、安易に飛びついてはいけません。

 

自分の資金を使うなら、自分だけでやりなさい。足りなければ、自分の責任で資金調達をするべきだ。他人が出すから、他人が手伝うから、それを頼ろうとしてはいけません。せっかくの退職金が吹っ飛んでしまうかもしれません。

 

共同経営 資金提供 不可

  2 あるあるリスク 

 検索の言葉で、“チカラン夜遊び”とか“連れだし”とか”マッサージ“などが、相変わらず多い。赴任して間もない人は、これらに関する事に興味がゆくらしい。

 

別にインドネシアに限ったことではない。私は、中国でもタイでも同じような話があることを何度も聞いている。女性と金の問題です。私の感覚では、単身赴任の男性の全部とは言わないが80%以上は、関係があると思う。一見、紳士風のおとなしそうな人でも、「あの人はねえ〜〜〜」という話は、頻繁に聞くし、ゴルフをしていても、この人が、あの人が、と思う人でも、キャディーと個人的付き合いをする人がいる。

 

私にように一国だけでなく、何カ国の海外工場の立ち上げや運営をしてきて、今、インドネシアの会社の経営をしている人の全員はいう。赴任してきた人には、必ず、女性と金に関する事は、注意をするそうです。今まで、何度も、部下が問題を起こして、後始末を経験しているからです。小額の金で済むことなら、まだいいが、家族や会社や高利貸しなどに波及する場合は始末が悪い、本人だけではどうにもならなくなれ例も多い。ということで、注意する事は、金銭的に本人が負担できる範囲に収まるように、絶対深入りをしないように、ということだそうだ。

 

しかし、問題を起こす人は後を絶たない。知っている中で、一番多いのは、日本に奥さん、子供が居ながら、結婚をしてしまう人。それだけでも、かなりの問題だと思うが、それだけでは済まない場合が多い。必ず、同じ社内の日本人に知られることになる。その情報は、本社に行く。本社は、無視というわけにいかない。日本の奥さんや子供との事はどうするのか、現地の奥さんとはどうするのか。判断をしなければならない。どちらにしても、只では済まない。自分ひとりで手に負える事ではない。多くの人に余計な望まない手間を掛けることになる。それも、一銭も掛からず、収まることはあり得ない。場合によっては、何百万、一千万円以上のお金が必要になる。

 

私が知っている会社の社長さん自身が、日本の奥さんと子供を無視して、インドネシア人女性と結婚した。それだけではない。また、浮気をし、二人目の奥さんとして結婚してしまい、一番目の奥さんに離婚訴訟をされた結果が一千万円の支払いと、養育費の支払いをさせられることになり、前借退職金の大部分をその支払いに充てた。その後。その社長さん、日本に呼び戻され、日本の会社に入れれなくなり、二番目のインドネシア奥さんを頼って、インドネシアに舞い戻ったが、その奥さんからも離婚されたそうだ。体ががっちりした、恰幅がいい人で、インドネシア人従業員をいつも大声で怒鳴り叱っていた。会社の前を通ると、その人の怒鳴り声が聞こえてきていたという評判だった。その人は、今、どこでどうしているのでしょうか。

 

マッサージでも、フットマッサージ以外は、全て、マッサージ以外のサービスをするシステムになっている。ゴルフ場のマッサージでも例外ではない。イスラム過激組織や警察に現場に踏み込まれた人も知っている。連行され、罰金を支払った人を知っている。運が悪いだけでは済まされない。リスクは大きいですよ。

 

日曜日、日本食せストランで、若い女性と二人で食事をしている光景に何度も出会う。お手伝いさんではない、現地妻か面倒を見ている女性です。一千万円までは行かないにしても、それに近い金額くらいは、注ぎ込んでもいいという、腹積もりが必要です。どうでしょうか、何事もないことを祈るのみです。

きつい 巻き込み 台無し

 

 

 3 任せるリスク  

任せざるを得ないリスクでもある。本社が現地社長に任せる。現地社長が従業員に任せる。逆に従業員が社長に任せる。小さい会社の方が、リスクが大きい。チェックが効かないし、代わる人がいないからだ。任せることが長期化してしまうからだ。

任せることは、信頼する事だ。ポジションが与えられるということは、仕事を任せられたということです。任せられたがわは、自分の考えで、仕事ができるのでやりやすい、結果を出すために自分の方法を取りやすい、上手く行けば、評価も上げてもらえる可能性も高い、任せられるということは、信頼されている、仕事の遣り甲斐もできるのです。これが、任せることのメリットです。

 

大学を出て、就職し、たったの一か月後でした。ある人から、「購買部門のあの人は、商社からお金を受け取って高い原料を買っている、だから、車を買ったし、家も改造している」という話を聞かされた。他にもそうしている人がいるともいわれた。それが、社会の現実か、と、思った。

 

それが、私自身、社長を止めて、インドネシアで、一アドバイザーとして仕事をし始めた時に、そういう話が、あちらこちらから聞こえてきた。小規模で、日本人が少ない日系企業に明らかに多い。購買の部門を握っている社長さんは、誘惑が多いのでしょう。様々な方法で取引のメリットを享受している。高い装置、高い原料、優遇採用など、明らかに不自然は、会社にとっては不利益な行動をしている。

裏金を受け取る、ゴルフ、食事、酒、カラオケなど接待を受ける、ゴルフなどの会員権を受け取る、家族旅行の接待を受ける、などなど、やりたい放題の人もいる。どうでしょうか、そういう人を何人も知っている。私は、何社かの手伝いをし、何人かの社長さん、上司の下で仕事をしたが、余りのも露骨な人に関しては、指摘をした。私は完全に邪魔物になった。そして、パワハラにあった。そういう人にとっては、私のように、仕事ができる、言葉も巧み、従業員に優しい、自分より信頼されている、慕われている人間は目の上のタンコブなのです。会社にとって有益な人は、その人にとっては有害なのです。

こういう話は、どこにでもある、なくならない問題ですね。それに便乗する部下や同僚や上司や本社の海外担当者も無くならないからです。

 

汚職 袖の下 コルプシ

4 斡旋業リスク 
2393 斡旋とは何か、“依頼者に満足が得られるようにしてやる事””だと思う。二者以上なら、全てがある程度満足が得られるようにしてあげる事、だと思う。便宜を図る業者、斡旋業とは、依頼者に満足を与えて、その代償をお金で受け取る人や集団のことです。多くの場合、その業種には、実行するにあたってライセンスが必要だと思う。

そのライセンスを持たずに、というか、そんなライセンスはあり得ないということを斡旋をする人や集団が、いくらでもある。

 

人事担当のインドネシア人責任者のほとんどは、採用権を使って、就職あっせん業をしているのが普通だ。人を採用する時には、公共、私的就職斡旋業者から、リストを受け取り、いくつかのチェック資料(卒業証明書や成績表など)を出してもらい、書類選考の後、筆記テストや面接をして、採用する。この流れの中で、コネや帳簿に載らない金銭が動く。

 

卒業証明書と言えば、発行してくれるエージェントがある。警察関係者に知り合いがいれば、紹介してくれる。インドネシアの日系企業の従業員採用学歴条件は、高卒以上になっている。経済的に高校を卒業できない若者は多い。職を求めてジャボタベックにやってくる若者にとって、必須条件だ。そこで、当然、何とかしたいと思う。5ジュタを払えば、高校卒業証書、10ジュタを出せば、専門学校(経理やPC)、15〜20ジュタで大卒卒業証明書を作ってくれる。私自身も何人かに高卒証明書を得るための4〜5ジュアタを出してやったことがある。警察の担当者にも知り合いがいた。

 

警察が、からんでいる斡旋業種の一つに、ガソリンや軽油の道端販売がある。特に、燃料費値上げの前や不足の前には、需要が多い。事前の買い置きを斡旋するのです。道端でペットボトルに入った、ガソリンや軽油を売っている。合法ではないことは明らか、なのに、売っている。

 

ビザの修得に関しても、便宜を図る人がいるし、エージェントによって、速度に関して、相当の開きがある。

需要と供給の関係です。ちょっとばかり、長い期間、そういう仕事に関係していれば、誘惑はかならずあるし、伝統的にやっている機関もある。そう言った物ですね。世間は。その会社で仕事をしなくても、空きのポジションでビザを取ってやる会社もある。個人的な収入になる。

 

耐え難きを耐えているところです。インドネシアで私の名前が、ちょっと、有名になったかもしれない。


こんな会社は如何でしょうか。その会社で仕事をするのではなく。自分の会社がないが、長期滞在で、自分で自由に仕事をしたい人には、大変便利です。定款にあるポジションに空きを作っておき、そういう人を受け入れる会社がある。その、空いているポジションでビザを収得してもらうのです。手数料実費の他に、給料も支出になるので、損失になるこれらの費用は、個人的にその会社の経営者が受け取るのです。結構な金額が個人に毎月、支払われるが、依頼する方は、それでも、安く、インドネシアで仕事ができるのです。

斡旋 仲介 裏金

5 こんなリスク 2396 10年以上前になるが、こんな事件があった。ある会社で、労働条件改定の要求ストライキがあった。当時、何日間か続いた。その会社の第二工場は、私がいた会社の隣だったし、私が、その会社の部品を供給していたので、その様子は良く知っていた。次第に険悪に雰囲気になっていった時。暴力団がストライキ、座り込みをしている従業員を排除しようと、殴りこんだ。結果、一人の犠牲者を出してしまった。確かかどうか知らないが、インドネシア人役員が、マフィアに頼んだということらしかった。

勿論、操業再開は直ぐにはできず、結果として、組合の要求を呑んで、何とか収まった。一か月ほど、客先に迷惑を掛け、多額のペナルティーを払うことになった。また、急遽、応援で呼んだ、日本からの150人ほどのパートの人たち、給料やホテル代、旅費を払うことにあったばかりでなく、慣れない、食事を支給したのでしょうか、かなりの人が、下痢を起こして、急遽帰国する事になり、何の役にも立たなかったという。

 

また、こんなこともあった。廃品回収に関する事件。ある朝、その会社の前を通った時、韓国系の大企業の正門前にバリケードが築かれていて、怖い顔をした連中が、何十人もで、封鎖をしていた。聞くところによると、この会社のインドネシア人ダイレクターが、廃品回収業者を今までの会社の他に、もう一社に頼んでしまったそうで、今までの回収業者がクレームを付け、座り込みなどをして抗議をしたのでした。二日間続いた。その時は、廃品回収業者同士の争いで、怪我人が何人かあったという。その韓国系の会社は、従業員が出勤する事ができなくなり、二日間、生産が止まってしまった。

 

また、三年ほど前の最低賃金上げ、正規社員の率を上げろというスローガンでの工業団地全体のデモとストライクが大規模に行われた時、ある会社に暴力団が殴り込みを掛け、デモ参加の従業員の一人が死亡、多くの人が怪我をした事件もあった。これも、その会社のインドネシア人共同経営者が、その筋の人間を呼びこんだのでした。

 

この類いの話は、頻繁ではないが、よく聞く話だ。インドネシア人が呼びこんだことになっているが、私は、その会社の日本人が、何とかしたいと相談を持ちかけた事は明らかだと思う。全く、知らなかったということはあり得ない。

 

また、これらは、会社の話だが、個人的にも、マフィアやら暴力団が、厭がらせや脅かしを仕掛けることは珍しくない、特に、マフィア系のセキュリティーが絡むか、見て見ないふりをするだろうという事件が多い。プッツンしやすい人は、どこにでもいるようだ。

 

私も、車に嫌がらせをされたことがある、パンク(横の薄い部分にナイフで裂け目を入れられていて、修理できない)させられたり、ガソリンを送るホースに傷を付けられたり(朝、ゴルフに出掛けるためにエンジンを掛けても掛からない、ゴルフはキャンセルした)したことがある。私以外にもそういう経験をしたことがある人は何人か知っている。

 

困難に直面した時は、一時、流れに任せた方がよい。

危険 暴力 切れる

6 謝罪 談話 
 謝罪、終戦から、十年ごとに、時の日本のトップが、韓国や中国に対して謝罪をするのでしょうか。日本は韓国の朴政権と中国の周恩来時代からはじまった経済援助や技術援助の趣旨についての判断というか表現の仕方を間違えた。それで、両国民共、日本にそれ以上の要求をしてこないと思いこんだのでした。しかし、その時の思いは、完全に意味がなくなった。

 

そして、両国の経済的に余裕が出てきたころから、政権を維持するための手段として、日本批判と日本への要求が顕著になってきてしまった。発展する前には、素直に援助を受けていたが、それほど必要がなくなると、内部の批判をそらすように、過去のことを持ち出してきた。謝らせて、何をどうするつもりなのでしょうか。

なにも、恨み丸出しに批判や要求をしなくても、仲良くやっていれば、でる物は出るし、相互援助も問題なくできるし、行き来も問題なくできる、お互いの良いところを認識しあって、そのようにすればいいと思うのだが、人間の本性でしょうか。気に入らないことがあれば、相手かまわず、時や場所を構わず、大声をだす。情けないですね。お互いに、もっと、冷静に、妥協点を見出したらいいと思うのだが。

 

謝罪というのは、要求されて、気が進まず、本当は、そう思ってないが、要求するから、相手をなだめる意味で謝罪をする例が多い。謝罪した方は、謝罪させた方を、気の毒に思いながら、謝罪をする例がおおい。だから、謝罪した方が、気持に余裕があるのです。だから、第三社から見れば、日本の方が、精神的に余裕があると思うのです。そして、要求し、謝罪させた側は、いつまでたっても気が晴れないし、謝罪した側に、極端なことを言えば、嫉妬を感じ続けるでしょう。精神的に越えられないのです。

 

国際的な問題が、そういうことだから、国内的にも個人的にも、同じようなことが言える。国際的には、謝罪文の類いが出されれば、それに対して、何らかの反応やコメントがなされるのが通例だが、個人的には、それが、ないことが多い。

謝罪 談話 反応

7 縮小 撤退 
 
 再入国して受けた情報です。そして、私的な印象です。チカランからカラワン辺りの雰囲気です。相変わらず、ホテルやアパートやショッピングモールやそれらの複合施設の建設ラッシュは続いている。郊外のルコ(二階以上が住居、一階が店舗、標準、ルマー トコ 家と店)もどんどん増えているが、空きが多い。こんなに、作って、大丈夫?と思う。

そして、日本人の数も、明らかに、どんどん増えている、若者の数が増えている。韓国人とは、明らかに違うスタイルで、歩いている若者を見かける機会が増えている。

 

こういう状態を見ると、インドネシアに進出する企業も、どんどん、増えていることは間違いない。どんなメリットを求めて進出が絶えないのか、増えるのか、私には良くわからないが、中国からのシフトでしょうか?

 

ところが、MM2100の韓国企業が、工場を売りに出しているという話は、二か月くらい前に聞いたが、今回聞いた話は、イジップの日系企業が撤退するというニュースでした。同じ工業団地内のもう一社も撤退すると発表されているという。また、KIICの二社が、事業縮小(いくつかの製造販売品目を中止する)するために、従業員の肩たたきをしているという。実際、対象者になった人、止めようかどうしようか迷っている人から、聞いた話です。また、第二工場を作ったが、一年以上、使われていない工場は、チカンペックにある。こういう会社は、ほんの一部だと思うが、こういうニュースは目立つ。インドネシアの景気の動向は、中国との関連が大きい、ルピア安で定着していて、ルピア決済でしか取引ができなくなっている、そのリスクも増している。あくまでも私の印象だが、インドネシアは景気の踊り場になっている。それが、上昇なのか下降なのか、予断を許さない。大変ですね、これからの経営者は。

ということで、取引もデポジットの要求が増えている。仕事を受けるに当たって、前金を要求する強気?或いは、材料を買う資金がない?輸入品の仲介などは、必ず、前金を要求される。仲介会社自体が購入先から前金を要求されるからです。これも、大きなリスクを伴います。前金を払っても、品物が届かないとか、逆に、品物を納入しても、前金だけで、残りを支払ってもらえないとか、危ない取引が多くなっているようです。韓国系企業や小企業からは、そんな話をよく聞く。売買は品物と現金を交換する。前金を要求する会社は、前金を支払えない会社と見た方がいい。

 

インドネシアでの仕事はいろいろな意味で、難しさを増していると思う。御用心。

リスク 撤退 縮小

8 奇妙な状態 

 ムシン クマラウ 乾季の真っただ中、各地で、山火事や森林火災や草原の火災が起きている。カリマンタンやスマトラでは年中行事である。スンバ スンバワからも自然発生火災?のニュースが入っている。

 

シンガポールへ行く準備ができた。ギリギリの日にインドネシアから出て、翌日に次のビザを受け取る。綱渡りだが、今回は、遊びがない、余分なお金を使わなくて済む、日知用書類がファイルしてなくて、捜したが無い、今の会社らしい。一時はどうなる事かと思ったが、EPOをするのに、必要書類も何もあったものではない、止めて、国外に出るというのだから、何もなくたって出られる筈だと思っていたら、エージェントがその書類のコピーを持っていて、それで、充分だったという。OKのファックスとパスポートを持って行けばいいだけのことだ。もう、何回目だろうか。背景が白の写真を二枚持って行くことになる。

 

会社に経理担当の若者(オーナーの親戚)がいるのに、この会社の責任者が、今まで勤めていた会社の経理の人間を入社させてしまった。若者がファイナンス部門で、入った人が経理だという。何が、どう違うの?領収書や請求書はどちらだ担当?

最悪、オーナーは第三者を監査役として入れるべきだと考えていて、責任者が友人を入れると事には反対をしていたはずだが、私が再赴任した時に挨拶されてしまってびっくり。とんでもないことになりそうだ。会社が始まって、一度もバランスシートを見たことがない。また、機械ごとのアワーチャージもない。前の会社と同じで、分けのわからない状態と同じだ。見積もりを出しようがないし、今の価格が、適切かどうかも分からないし、標準の稼働時間も決めてない。

こんな会社で、経営権がないのに、損失は、お前の責任だ、保証しろ、保証しなければ、会社から辞めさせないし、原料も自分で金を出して買え、などと言われたら、どうしますか。そういう、会社があるのです。だから、責任に関しては、範囲をはっきり謳った契約を結びましょう。

 

会社の状態がはっきりしていないまま、今まで来ている。今度、その人に、頼んでみようと思う。直ぐに、見せてほしいと。できるかな、どうかな。今月一杯、様子を見てからの判断になるが、彼の置かれた立場は、微妙に、居心地が悪くなると思うので、いいことばかり言われて、引っ張られてきたのだろうが、気の毒にも思う。

奇妙 重症 末期

9 たかり経営者  
 
 
赤字の会社と共同経営という形で組んではいけません。どんな形でも、共同経営はいけません。新たに参加した側が、必ず、赤字を背負うことになるでしょう。それが、思う壺なのですから。

設備やライセンスが狙いの時は、完全買収をすることです。その時に、設備やライセンスを簿価で買います。しかし、借金や累積赤字、負債がある筈ですから、それを、無い状態にしてもらうのが第一の条件です。簿価で購入する時に、借金を引いた金額で買うということはいけません。借金を引く次ぐことになります、絶対だめです。借金は後ろに何がぶら下がっているか分からないからです。昨日も書きましたが、社長からの借金は絶対に引き継いではいけません。必ず、無しにしてもらうことです。借金取りたて業務に関わっているマフィアが後ろから登場してくるかもしれません。

 

もう一つ、従業員は全て退職してもらうことです。高給取り勤続年数も引き継いでそのまま使うなどという、親切心は、あとで、後悔する材料になるでしょう。給料面だけでなく、そういう会社の従業員は、会社に対する忠誠心などは全く持っていない、仕事などやる気がない、やっている振りをして、仕事をなかなか終わらせず、残業や休日出勤をするのです。歩留まりをわざと、悪くするのです。早く、会社は閉じて、会社都合の退職金をせしめたいのです。そんな従業員を引き継いではいけません。

 

赤字の原因は社長の経営能力や営業力が欠けているからです。だから、その社長を何かの役に立つと思って、そのまま役員などで置いておくことも絶対だめです。何の役にも立たないどころか、従業員が新しくても新会社の方針や考え批判しながら、新従業員に接するでしょう。自分が作った会社だというでしょう。何のメリットも望めません。要するに失敗者であり、欠陥者なのです、だから、新会社はその人とは全く関係ないことを公表する必要があるでしょう。

 

10 他人に押しつけ 
 私が知っているある日本人社長の姑息なやり方を、思うだけで、情けなく、悲しくなってしまう。恥だと思う。

 

この人、8年ほど前に、共同経営者だった人に飛び出され、飛び出した人に、自分で、同じような仕事をする会社を作られ、その会社にいた時の取引先を持っていって仕舞われたとか。その飛び出した人も私の知り合いだった。そして、その社長さん、被害を受けたという、出て行った人の責任による負債を残しままだし、客先も持って行かれたといい。訴えてやろうかと思っていたという。しかし、出て行った人からの話を聞くと、その人の方がかなりきつい目に、会っていた、だから、飛び出したという。給料の配分が少ない上に、自分のお客さんへの見積もりの固定費を多く背負い込まれていて、会社内での評価は、赤黒トントンとしかされていなかったという。その人の気持ちは十分、私には、理解できる。そんなに主張できる人ではないので、出てしまうしか無かったのでしょう。

 

もう一つ、日本食レストランの話がある。この会社、レストランなどいろいろな店の内装外装、必要な設備の購入、設置などを請け負って、店がオープンできるようにするという仕事も手掛けていた。これも、この社長さんの仕切りで、何人かの日本人に出資をしてもらい、インドネシア人に経営を頼んだ、そのインドネシア人も一応、出資ということにした。その出資分資金は、この社長が出したという。そして、利益の中から返してもらうことになっていたという。この社長さん、準備を自身の会社がして、それなりの利益を出した。そして、レストランのオープン後、どういうわけか、インドネシア人の経営方法が気に入らなくなったようで、色々な注文を付けた、それでも、思うようにやってくれなかたので、首を言い渡した。ところが、逆襲を受けた。そのインドネシア人から、辞める理由ははい、と、拒否され、出資者が他に三人いたが、彼等は、何も言えなくなってしまったばかりでなく、出資金が戻る事も期待できなくなってしまった。音頭を取ったこの社長さんは、準備で、みなさんの出資したお金から支払いを受けて、損どころか、利益を受けていた。そして、そのインドネシア人の乗っ取られてしまったということを言ってまわっていた。もっとも、この会社、かなりの赤字経営なので、焼け石に水だったらしい。

 

しかし、そのインドネシア人の言うには、本人も出資していて、社長からは、借りていないという。それに、経営は自分に任せるということで、オーナーを引き受けたという。言っていることが食い違う。

 

社長は何も言えなくなり、このレストランへ行くこともなくなったという。日本人の他の出資者は、泣き寝入りするしかない。その社長さん、お金がらみで、過去に、色々、揉めたようで、必ず、繰り返すでしょう。それも、自分が全て出資して、経営権を握るというのではなく、何人からか、投資を求めて、経営を牛耳ろうとするのです。こういう人にお金を提供してはいけません。戻ってこないに決まっています。

ある会社では、こういう場合は、従業員の一人が会社に貸す形で原料を購入していて、機械が遊ばないように、客先に迷惑が掛からないようにしていた。その人が納期の約束をしていたし、その人が受けた注文だからでした。その会社からは未だに、その人が辞めた後、貸した金額は返して、もらっていない。催促をしたら、何の話?と、トボケられたままだそうだ。

 

経営で、上手くいっていない人は、嘘と他人の所為で固めることしか、生きる道はないようだが、一時逃れに過ぎないことを知らない。嘘をつく事と他人の所為にする事も、全権を握っている経営者である自分の権利だと思い込む。どうですか、あなたは。

禁止 出資 仕事

 

 11 日本人の気質  
 日本のホームレスは物乞いをしない。という、という文章を読んだことがある。「
武士は食わねど高楊枝」、武士は貧しくて食事ができなくても、あたかも食べたかのように楊枝を使って見せる。どんなに貧しくても、他人に頼ることを恥とする、日本人の気質があるからだとしていた。

しかし、どうでしょうか。東京のどこかの河川敷で寝泊まりしているホームレスのことを言っているのだと思うが、生活保護を受けないで、或いは、道端で物乞いをしないで、どなたかが粗大ごみとして捨てた道具や器具や調度品や新聞や雑誌やその他、リサイクルできる物を拾い集めて、それを売ったり、自分で使ったりしていて、自立しているとしているのでしょう。光熱はどうしているのでしょうか。インドネシアのカンプンナガのように、バッテリーや灯油でいいのでしょうね。他人が捨てたものだけで、生活ができるというだけでも、日本のホームレスは、物質的に恵まれている、物乞いしなくても寄せ集めて売るだけでも生活できる。

 

インドネシアではホームレスでなくても、ゴミをあさる人は、多い。貧困ながら、何とか、生活している人が多い。日本のホームレスの方が、どう見ても、恵まれている。

 

別の次元で、生活保護を受けている人の中に、酒やたばこやギャンブルに多くを使っている日本人もいるし、外国系の人もいるでしょう。納得いかないですね。

 

金銭を騙し取る、脅かして金銭を奪う集団や個人も後を絶たないし、高齢者を狙っている奴も後を絶たない、みっともないですね、恥知らずですね。民度が高いと言われているようですが、みっともない人も多い。残念ながら、外国に住んでいて仕事をしている人の中にも、そういう類いの人がいる。だから、被害を受けている日本人もインドネシア人もいるのです。本当は、自浄能力を欲しいのですが、なかなか、難しいことですね。

 

日本人がどんどん増えている現状から、起きる問題も増えると思う、特に社内外のパワハラに関しては、既に深刻状態なっている会社が多いと聞く、ほとんど個人の会社では、どうにも、止まらなくなってしまっていて、もう、閉じるしかない会社もあるし、脱出しなければ、とことんやられるという、恐怖を感じている日本人も多いと聞く、自殺をしてしまった話も聞いている。この自殺者を出した会社は、中堅の商社だが、その上司が、急きょ、移動させられた。その人の名前も含めて、もっぱらの噂になっている。

そして、脱出できて、元の会社と同じような仕事を始めている人もいて、今までのお客さんの方が、どちらと付き合ったら良いか困ってしまっている例も多い。大体、脱出した側に流れるので、元の会社の社長さん、自分が被害者という意識になり、脱出した人を羨み、怨む、自分が撒いた種なのにである。

 

インドネシアに進出しているあるいは、進出を考えている日系企業、日系人、そういう、環境になってきている事を知っておく必要があります。一緒に仕事をするということに関して、お金を出すことに関して、戻ってこない可能性があることも含んで、かなりの危険性やリスクがあることを常に意識しておかなくてはいけません。

 

パワハラ 詐欺まがい 恐喝まがい

 12 親しくなった人のリスク

インドネシアの中で知り会う人、籠りきりの人でなければ、何かの同好会とかゴルフコンペとか、同業者とか、県人会とか、で、で会おうとすれば、多くの機会がある。そして、その内の何人かとは、お互いに、情報を交換し合ったり、信頼し合い、頼りにしたり、何度も会う機会が増えてくる。上下関係や金銭関係がないので、気楽に付き合うようになる。外国で、単身で仕事をする人にとっては、必要なことだ。ゴルフを毎週やる人は、土日の過ごし方で一番、気楽に過ごせるからです。私も、その一人になっている。

 

そして、その知り合った中で、人によっては、ある程度、インドネシアで長い期間仕事をしている人から、共同出資の誘いをしてくる人もいるし、自分の会社に来て仕事をしませんかと誘う人も出てくる。

 インドネシアでの仕事が最後になる人も多くいる。日本への帰国命令が出される人の中には、日本に戻っても、自分の職場に恵まれない人にとっては、これを機会に早期退職をする人も多い。ある程度の退職金を受け取って、インドネシアに舞い戻ってくる人もいる。

 そういう人は、大注意です。インドネシアにいた時に親しくなった人を頼ってはいけません。誘いを掛けてくれていた人を頼ってはいけません。絶対、いけません。特に小企業、日本に本社がる日系企業でも、日本人がその人しかいない会社、あるいは、他に日本人がいても、その人がオーナーになっている会社は非常に危ない。また、親しくしていたインドネシア人も、駄目です。
金銭関係ができると人は変わります。今までいい人だと思っていたものが、逆に、悪い人に変わってしまうからです。

 そのつもりで、出資するなら構いませんが、出資した金額は全部、取られてしまうと思ってください。良いかもがねぎをしょって来た状態にしかなりません。

 個人企業の多くの人は、そういう出資者を捜しています。物色しています。創業してから10年ぐらいたった個人企業、そろそろ、その仕事に見切りをつけたいと思っています。ずっと、続ける分けに行かないと分かり始めてきているからです。

誘いがあった会社にお世話になるなら、自分のお金を出してはいけません雇用契約書も完璧に結んで、、仕事の結果に責任がないことも明確にして置きましょう。その会社の赤の責任を、金銭で保証しろなどと言わないようにするためです。そして、居心地が悪くなったら、一か月の予告で離職できるという契約内容にもして置きましょう。

 ” 弁護士から、あなたから謝罪の文書を公開したので告訴をと取り下げるような話が有りましたが、慰謝料と弁護士費用を払う判決が出るまで告訴は取り下げません。名誉毀損罪が確定したら、恐喝未遂罪出るまで訴追する事を考えて居ます”
 ある,
こんな文章を送られてきたという人から、相談があった。このある人の弁護士が呆れていると思う。逆にこの人の罪を追及できそうですね。と、話した。時期を見てそうしようかなと言っていた。そして、当然ながら、半年以上過ぎたが、告訴の通告が未だに来ていない。ここので、この人は、嘘を言いながら、脅かしを掛けてきたいたのでした。

 他にも、現状を知っていないで、矛盾したことを言って来ているそうだ。例えば、赤字をこの人の責任にして、この人が貸しているお金を返さないで、相殺しすると宣言して、お金を踏み倒している、一方、あなたから、お金を借りている証拠がないし、借りているという感覚は持っていないと書いてきているという。
また、他にも、借金を返して欲しいと催促して、最後に赤字をこの人の負担にするということの二点関して、弁護士から、話をしてもらう、という約束を書いてきたが、その後、一切、弁護士からの連絡はないし、催促しても、全く、返事が無くなったという。完全に嘘を書いてきたというしかない状態だという。

 雇用条件をアドバイザーとして頼んだが、社長とその同僚は、絶対にアドバイザーでは、ビザが取れないと主張し、この人は、アドバイザーとして、試しでもいいから申請してほしいと頼んだが受け入れられなかった。仕方が無いから、ダイレクターとして雇用された。そして、挙句に、あなたは、ダイレクターだから、あなたの部門の赤字を全額負担しろという、承知しなければ、会社を止めさせない、その間の赤字も全部負担しろと言われたという。そして、やっと抜け出した新しい職場では、アドバイザーとしてビザを取って、普通に仕事をしている。そのことを、後に、話したが、社長は、全く、知らん顔でいるという。
 恐喝未遂どころか、脅迫そのものをこの人は受けたような気がする。

13 無知のリスク 
 押出成形の1ラインの見積もりをある商社を通して中国の装置屋さんから見積もりを取った。安い、50mmφ押出機、汎用である、フルフライトタイプでエルバイディーが26、圧縮比は3.5、シリンダー三か所、ダイス二か所の温度コントローラー5点だ。予備のヒーター3とサーモカップル2とブレーカープレート1が付いていた。ダイスは勿論なし、冷却水槽や形を決めて寸法を安定させる装置はない、引取機と丸鋸の自動カッターもこちらの要求仕様通り、何かを作るための技術は必要なしで、装置だけの購入目的だった。工場出しの価格が、400万円だった。手続き費用や運賃は別でした。工場納入価格が550万円弱になるという。ヤスッ!!プロファイルの作るための冷却用の槽か台は私の方で作るので、1ライン、揃えるには、合計650円弱になる。これが、中国製の常識的金額だと思う。

 

 上の見積もりを取る前にもう1社から見積もりを取っていた。機械の輸入販売と何でも装置のメンテナンスや製造販売のライセンスを持っている会社に、でした。そこからは、いらないと言うのに、私の技術では使わない水槽やチューブを作る金型も付けるという、そんなものがあったら邪魔になるのに、一式は、それも含まれるという。そして、600万円だった。そして、それらを引きとらなくても価格は変わらないという。工場入れの価格は750万円。面白いことに、インスタレーションと3年のギャランティー費用が何と200万円。合計何と一千万円近い、1ミリヤールRp以上になっている。そして、デポジット(前払い金、保証金のようなもの)500万円だという。

 従業員から聞いてみると、借入をしないと、運転資金がないという、給料も従業員に減額を頼んでいるという。見積もり依頼を受けている、装置の購入やメンテナンスのための部品などの購入資金を調達しないと、見積もりが通っても仕事ができない状態だという。だから、全く必要ないというか、かえって、私自身がやってしまった方が確実なインスタレーションまで費用を載せてきているし、ギャンティーなどは、何を保証するのか、押出し装置の何が故障した場合に、どんな範囲で保証するのか、押出し装置を知っていない、彼等に、示すことはできないし、直したり、部品を交換したりは、私がやった方が、安くできるし、確実なのに、とにかく、見積もり金額を上げたいために、彼等に費用負担にならない、実際に、ほとんど、仕事をしない項目で見積金額を上げてきている。無知は罪だと思う。

 

 こういう仕事というか、購入側の方が、装置について詳しいなら、というのが条件になるが、見積もりを何社からか必ず取るようにしなければなりません。今やローカル企業の方が、装置の輸入販売やメンテナンスに関しては、信用できるようになってきているという。だから、外国企業がこの種のライセンスを取ることはほとんど出来なくなっているという。営業許可を取るのが難しくなっている。多額を積めば、取れるかもしれないが。

 

 それに、デポジット支払いは慎重に、30%以上を要求している場合は、その金額が装置の工場出しの価格と見た方がいい。ローカル会社の同じような会社から見積もりを取れば、その会社の見積価格の60%に金額で見積もられるでしょう。

 

 もっとも、購入する方も、担当者に依っては、バックマージン要求を目論んで、高くても構わないという会社があることも、社長さんや購買の人もいることを知っています。