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  二人暮らしの勧め 1
 
 私のように熟年の単身赴任の人は、一人暮らしはいけません。ですから、私は独り暮らしではありません。できれば、日本でもそういうシステムがあればいいと思います。東南アジアからお手伝いさん専門職として呼ぶ制度があれば、老人の一人暮らしはずいぶん減ると思います。中東の産油国やシンガポールや香港はそういう制度が普及していて、インドネシアから多くの若い女性が働きに行っています。

日本にばかり住んでいる人にとってはぴんと来ないでしょうが。インドネシアでは当たり前のように外国人は、お手伝いさんを使います。インドネシア人もお手伝いさんや運転手を使うことはステータスですし、ベビーシッターを使うことも金持ち仲間に入った気持ちにさせるのでしょう。

お手伝いさんの仕事はいろいろの種類があります。どこまでやるか、それぞれがどの程度上手かで評価が変わります。掃除と洗濯は最低です。それだけなら、月給は8千円くらいでしょう。料理は程度で評価は変わります。インドネシアの一般的なものができるか、中華料理や日本料理ができるかで判断します。日本料理ができれば2万円くらいです。

一般的には、そこまで止まりでしょうが、特に若くて、かわいくて、仕事だけで何もしないのはもったいないという日本人は、合意の元に、インドネシアの奥さんになってもらう人もいます。そうなれば、5万円くらいになります。

しかし、特殊な例として、お手伝いさんは独身の振りをしているが、すでに結婚していて、子供もいるというのもありです。旦那がいつの間にか転げ込んできて、一緒に住んでしまっていることがある。昼間は、家にいない日本人は其れに気がつかない。

もっと極端な場合は、寝室に踏み込まれる場合もありますから、くれぐれも注意、もっとも、これは、お手伝いさんではなくて、カラオケの女性の場合が大部分です。

 複数の女性を向かい入れている人も少なくないと思うが、大問題が発生する元です。一人だけにしましょう。

 ラマダンの休暇は故郷へ帰します。旅費や小遣いを手当てとして与えます。その他は、日曜祭日は休みにします。彼女達はそのときのために働いているようなものです。
 近隣のお手伝いさん同士は、直ぐ親しくなり、何処かに集まって、世間話や噂話を楽しみにしています。油断していると、お菓子や飲み物をご飯の振る舞いあいをしてしまいます。きちっと、注意すべきことは注意しなければなりません。
 病気をした時は十分に休ませ、薬代、病院代も面倒見てやります。繰り返すようなら、首にしていいのです。

二人暮らしの勧め 2
 
 ひとり暮らしの熟年男性の一人暮らしは危険です。自分の体に突然、何が起きるか分かりません。心臓や脳などの突然の異変は防ぎようがありません。その時、誰かがそばにいてくれれば、助かる確率は大きいし、他人に迷惑をかける確立も少なくなります。

私は、パニック障害で実感しています。また、なんでもなかった人がある日突然亡くなった事実もこちらで数多く知らされてきました。亡くならなくても、しばらく、自宅で寝ていなければならなかったり、入院しなければならない例も沢山見てきました。そういう時、一人でなければどれだけ心強いか分からない。そういうときがあってはならないが、万が一のために、また他人に迷惑をかけないために一種の保険として必要です。

1で書きましたが、お手伝いさんは、住み込みではなく通いの人もいますし、寝る場所は一種の隔離場所、お手伝いさん部屋があって、トイレ(カマールマンディ)も別が普通です。これでは、万が一の時を察知してもらえませんし、呼んでも、叫んでも聞こえない場合があります。ですから、付添婦という考えで、自分とできるだけ側にいてもらうために、隣の部屋とか、近い部屋にいてもらうことです。また、風呂場での事故が多い、こちらの床は大きいタイル張りが普通です。ちょっとでも濡れていると非常に滑りやすい。ゴルフのドタキャンの理由として、シャワーや風呂を使っている時、転んで怪我をしたというのが意外に多い。

お手伝いさんという扱いでなく、同居人として扱える人を見つけることが大切です。

私は、お手伝いさん兼運転手兼付添婦としてMariaさんに同居してもらっています。私はまた、旅行が大好きですから、旅行にも同行してもらいます。それらが条件で、月4万円支払っています。それでも、高くないと思っています。

結婚してまだ、一年過ぎていませんが、夫の方はスラバヤでDHLの仕事をしていて忙しい、奥さんが私と同居していることを認めていますし、一度、新婚旅行代わりに私の家に一週間ほど泊まったこともある。私が、日本へ帰っている期間とその前後一週間ずつは夫の元に帰すことにしている。帰れば、必ず彼女の方から、決った時間に電話が入る。電話を取って、ちょっと世間話をして切るが、それが、無事の確認である。日本にいるときは彼女からの気使いは必要ないので、気が向いた時私から電話をすることにしている。いい関係だと思う。

早く妊娠してもらいたいと思っているし、本人もそう思っている。

私のように、他の日本人はできないと思う。というのは、全く魅力が無い女性でなければお手伝いさんとしてだけにしておけないからです。ちょっと魅力にある女性なら、一緒に住んでしまえばどうしても、他の女性を連れ込めなくなるし、その女性に男女関係を持ちかけてしまうからです。其れが、正常な男というものです。

大使館の人でも、JICAでもJODCなどの税金を使ってきている人たちも同じことです。私のような人は全体からみると一種の特殊男性なのです。

 これも、約、8年くらい前までの話で、彼女をブリタールに帰してからは、一人暮らしだ。その後,同居者を探したが、適当な人に当たらず、ズルズル、高齢者の一人暮らしになっている。地方から出てきて、家の近所のコスに住みながら、キャディーをしている女性が大勢いるが、その中からも、見つかっていない。
 やはり、夜は心配である。

 ジャバベカゴルフの15番のグリーンの外に、看護婦付き日本食レストラン”MOMIJI”付きのシニヤーハウス(老人ホーム)がある。家賃が2500US$、ゴルフメンバー付き、三食付き、どうですか、リッポチカランの高級アパート、一室、月2500US$以上に、住むなら、こういうところの方がいいと思う。私には、高すぎて、無理だが。


二人暮らしの勧め