現地人と親しく付き合う。 1

会社の従業員に対する印象をよくする。その方法は、とにかく、ニコニコしながら話しかける機会を多くすること。私は、毎日必ず、オフィスの人たちには大きな声で挨拶をします。一週間もしないうちに、向うから大きな声で挨拶をしてくれます。必ず、声が聞こえた方向を向いて挨拶を返します。朝と1シフトから2シフトに交代した後、現場を一周しながらできるだけ全員に面と向かって挨拶をします。それも、日本語で、1週間程度で、日本語で挨拶が返ってきます。何かの理由で挨拶ができない時があります。その翌日には、昨日はどうしたの、と、聞かれます。そうなれば、もう、皆さんの中に入っていく人だと認められた証拠です。その内、こちらからも、逆に昨日いなかったね、と聞けるようになれば、それぞれが、自分を見ているな、という意識にさせます。

会社の従業員の行事には必ず参加し、見ているだけでなく、一緒に行動することです。球技大会やチェスの大会があれば必ず、やっている場所へ行って、様子を覗き込み話しかけます。もし、自分がちょっとできれば参加させてもらうことです。

皆さんは大歓迎をしてくれます。そして、肝心なことは、そんなに多くなくていいからいくらかの援助をするか、トロフィーや賞品の現物でお手伝いをすることです。表彰式などあれば、必ず招待されます。そこで、挨拶を求められたり、賞品授与者にされますが、これも、皆さんとの一体感を感じるひと時になります。

また、時々、食事に交替で招待するとか、断食期間中には断食明け(夕方6時ごろ)食事会、(ブカ ブルサマ)はかなり喜ばれます。一般家庭でも色々な人を招待して断食明け食事会をします。

私は、ボーリングやアイススケートに交代で何人かずつ招待していました。たまには、バス旅行にも招待していました。

誕生日は当事者が皆さんに何か振舞うことになっています。社員全員に一人当たり10万ルピアくらいのケーキや飲み物を配った。

これらの事を自然に出きれば、貴方は、完全にインドネシア人にとってはいい人です。何でもかんでも、話をしてきます。ただし、只一つ、してはいけないことがあります。それは、個人にお金を貸すことです。理由は色々ですが、カラオケの女性と同じで、家族の誰かが病気だとか、怪我をしたとか、小学校や中学校に払うお金がないとか、です。しかし、貸し始めると、切りがありません。そこで、貸すのを断わると、今度は、悪い人になってしまいます。決して個人にお金を貸してはいけません。エコひいきをしていると思われ、敬遠される。

 ただ、同じ会社の日本人が、よく、思わなくて、親しくする行動ができない人たちが、同じ会社にいたり、上司だったりした場合は、最悪になるかもしれない。邪魔者扱いされ、パワハラ的なことをされるかもしれません。

 上司のあなたが、できない場合は、できる同僚や部下に頼んで、親しくする手段を講じてもらうよう、頼むくらいの気持ちに余裕が欲しいですね。




現地人と親しく付き合う。 2

ご近所とのお付き合い。ジャカルタ勤務以外の方は、ジャカルタや外国人専用の分譲地に住むのを止めましょう。勤めている工業団地の近くの一般分譲地の住宅に住みましょう。

まず、通勤時間が短く、自由に使える時間が長くなる。その分、家に閉じこもっていては、何の楽しみもありません。近所の催し物を見に行くとか、商店によって、ガロンボトルの水を買うとか、日用品をかうとか、ヘアーサロンによるとか、ゴレンガン(揚げ物)アヤムゴレン(鳥の空揚げ)をカキリマによって買うとか、いくらでも、近所の人たちとコミュニケーションをとる時間はある。これができるようになれば、危険は全然なくなるし、逆に、万が一、危険になった時、皆が味方をしてくれます。

私の生活圏のチカラン、ブカシは地元の人より、地方や別の島から仕事を求めてやってきた人々の方が多いのではないかと思うほど、出稼ぎ人口が多い。この付近の工業団地の従業員も地元の人より、地方の人のほうが多い。スマトラ、スラウェジ、ジャワ(西部ジャワをジャワと言っている)出身者が多い。アサルニヤ マナ?(生い立ちはどこ?)と聞くとジャカルタとかブカシという人は殆どいない。特に若者は全部といっていいくらい地方出身者だ。

店を経営しているのも地方出身者が多い。新しいルコ(ルマー、トコの略、Rumah,Toko,

二階が部屋、一階が店)ができ、そこを借りて店を開く人は100%地方出身者です。携帯電話販売店、LPGやガロン水、散髪屋、パン屋、バイクの部品屋などなど、オープンしたばかりの店に入って、どこから来た?と聞くのが楽しみである。だれも彼も、一発で私のことは記憶してくれます。

パサールマラーム(夜市場)といって、ちょっとした広場を利用して、テント張りの店と移動遊具が設置される。一ヶ月程度の期間、夜だけ、オープンの市場である。夜、あまり楽しみのいない一般市民は、三々五々、夕涼みをかねて、のぞきにくるので大変にぎやか、商品は大変安い。品質はどうか分からないが、とにかく市価の半分以下で主に衣料品が売られている。靴下などは、ここで買う事にしている。

日曜日の朝、新興住宅地の広場や道路はジョガーであふれる。インドネシアの人は集まるのが好きなのでしょうか。男も女も若者も中年もこぞって集まってくる。7時頃から10時頃だ。どこから湧き出てくるのか、とにかく、すごい人数になる。その中に入り込んでしまうと怖ささえ感じるが、大変、平和な集団である。小市民の楽しみの一つなのでしょう。仲間に入れば大歓迎される。

 どこのゴルフ場のエントランス道、例外なく、土日の朝、多くの人が、集まっている、時には、そういう人たちの間をゆっくり走って、ゴルフ場に入る。


 実際には、日本人のほとんどは、高級住宅地や高級アパート、ホテルに住むので、現地の人との近所付き合いはあり得ない。会社やレストラン、ゴルフ場の往復も、途中、車から降りることはない。ですから、機会がない。残念ながら、この点で、インドネシアを感じることはできないし、知る必要はないかもしれない。

 私は、近所の人たちと、皆、親しい。

現地の人と付き合う
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