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2020-2
Pangandaran

2020年2月16日 パンガンダラン 2時半、家から出た。デルタマスから高速に入る。廃ssっているのは、バスやトラックが殆ど、そして、空いている。カラワンバラットを過ぎたところで理由が分った。高架からの合流で急に車が増え、のろのろ運転になった。ということで、この時間、ジャカルタの方から高速にはいる普通車の殆どは、途中まで出なく、カラワンバラットよりもっと東にゆくことが分った。

それでも、直ぐに、80Kmくらいの、順調になった。バンドゥン方面、一旦、15,000Rp払い、チレウニから一般道に入る。チレウニからタシク方面への右折が簡単になっていた。真っ暗で、看板は見えなかったが、以前の道なりに行ったら自然に右折になり、南方面のタフスメダンの店の前に出ていた。今迄、ずっと、そこを右に見ながら通りすぎて、200mほど先でUターンし、その場所まで戻って左折していた。

 その後も順調、何事もなく、6時頃明るくなったのは、タシクのバイパスに入ったころだった。相変わらず、急勾配、急カーブ、トラックののろのろを追い越し追い越し、バンジャールで7時半、パンガンダランに入ったのは、9時だった。眠い、疲れた。しかし、ラシッド君に電話し、12時ジャングルに入る約束をして、ウミさんのワルンで朝食、ミールブス。一旦、ホテルにはいり、仮眠1時間ほどで、西のジャングル入り口カラチャガールアラムに入った。疲れているが時間がない。そして、ラフレシア探しになった。結局、会えなかった。開きそうな蕾にもあえなかった。真っ黒になってしまったものしか会えなかった。残念。まっ、仕方がないね、こういうことは60%だしね。

 今回は、年齢を感じた。殆ど寝ないで7時間ほど運転し、直ぐに、ジャングルに入ったのだから、疲れるには当たり前だが、以前なら、こんなに、途中で、何度も、休憩したことは無かった。一度も休まず、歩きっぱなし、佐賀しっぱなしということもあったが、今回は、数回、座り込んだ。それも、平均5分以上だった。

 滝の上で10分ほど休憩をした。ぼんやり状態で、目を瞑って耳を澄ますと、滝の下お岩にぶっつかる波の音、滝の上まで注ぎ込んでいる足元のせせらぎ、どこから聞こえる鳥の鳴き声、目を開けると、ツバメがすぐ目の前で舞っている。スルガとは、こんなものだといいね、っと。

 風雨にさらされ、ついには、倒れ、そして朽ちてゆく。こんな大木がこのチャガールアラムのそこかしこにある。何年、大木でいたのだろうか、何年前に倒れたのだろうか、その後、ここまでに何年過ぎたのだろうか、そして、これらそれぞれが、土になるのは何年後、それが、積もり積もって石炭に?そんな事も見ながら考えた。人間なんて自然から見たら、どうでもいいか、ま、いいか、て、感じだね。

 今も、売れているのか、タピオカの飲み物?これが、原料ですよ。田舎へ行けば道の両側やあぜ道など、どこにでも生えているシンコン、キャッサバですね。根がタピオカの原料でしょうか。前にも書いたが、この芋を切って土の中に埋めておけば、根が出て枝が出て葉っぱがなる。枝は燃料、葉っぱは煮たり漬物にしたりして食べるし、根っこも煮たり、揚げたりして食べる。シンコンの地用法、と検索すれば、いくらでも出てくるが、インドネシアでは、ゴレンガンが一般的で、しゃれた料理は庶民的ではない。ダウンシンコンdaun singkongで検索すれば、葉っぱの料理が一杯出てきますね。

とにかく、インドネシアでは、シンコンを植えておけば、食に困らない。パパヤやバナナ窓の果物も、道端に植えておけばなおいい、と、言われているらしい。

 16時にジャングルからでて、シャワーを浴びて、直ぐに寝てしまった。今日のうちに目が覚めなかった。

ワイファイが使えない。

残念 疲れ シンコン

 2月17日 帰途  渋滞を嫌い、また、会社で月曜の準備があるので、7時に出発の為、5時半に起床、ちょうど、サンライズの時間だった。ホテルは東海岸通り沿いなので、早くから日の出を見に多くの観光客が出てきている。

津波依頼、東海岸の砂浜が消えていたが、このごろは砂浜が少し回復していた、これなら、そう遠くない時期に、道路から出なく、砂浜で地引網を引く風景が見られそう。ヌサカンバンバン島の西海岸の中ほどから、見事なサンライズでした。久しぶりに見る、神神しさだった。

 ウミさんのワルンで朝食後、帰途に就く、早朝なので、車やバイクは少なく、ずっと、順調、雨季が終るころ、今が、田植えの時期でもある。終わったばかりの広大な田園風景は、インドネシアらしい。これらすべてが手植えだからすごい。何故か、快晴、80Kmくらい東のスラメット山が見えた、こんなことは珍しい。

 チレウニに差し掛かった時、昨日、道が変っていたと書いたが、真っ暗でその周囲がどうなっていたのか全く分からなかったが、今日は、クレーンが林立していた。この辺り、立体交差にするようだ。いつ、通っても、大渋滞で、どの車が、どの方面に向かうのかはっきりしない、いつも、車が入り混じっている場所だ。

 バンドゥンバイパスに入ると、沿線沿い、すべてで中国高速鉄道の工事が、進んでいる。バンドゥン側の駅に位置もはっきりしてきた。ただし、ジャカルタ、カラワンの間とパダラランとチレウニ間は、平野地帯、カラワンからパダララン間は、山岳地帯、この間が、大問題になるでしょう。できるだけ直線にしなければならないので、トンネルと橋の連続になる。

 6万Rpちょっと払って、チカンペック、ジャカルタ線に入った。大雨、前が見えない、ハザードランプを使っている来るかが多くなる。休日なので乗用車が多い、間もなく、カラワンバラットの手前、高架の高速道路の方に入る普通車がそちら側の車線で若干の渋滞になっている。大型車は、今までの道、私も同じ、こちらは、急に車が減った。大雨の中、十分な車間が取れる。チバトゥで出たが、出るときは、払わなかった。

 14時半に会社に入った。途中、ガソリン補給とトイレで7時間半だった。

日の出 砂浜 田植え 

 2月18日 20時間の滞在  往復、16時間くらいかけて、パンガンダランにいたのは20時間、その内、寝ていたのが8時間くらいだった。頭がふらふら、疲れにわざわざ行ってきたようなものだった。

 サヲSawoを地元のチカランやジャバベカの果物屋やスーパーで、ずっと探しているが、この雨季に出回るはずが、見つからない。今年は不作で産地から来ていないのかもしれない。私が好きなサヲ、やっぱりパンガンダランにはあった。以前、10月に行ったときも買ったが、今回も、大量に買った。大き目を2Kg,小さめを3Kg、これが、それぞれの価格が大きい方は1Kg2万Rp、小さい方が3Kg、なんと2万Rp、安!ただみたいな値段、良いのかなと思う。どこからかと聞くから、日本からだと言ったら、ピンタールヤバハサと言われ、おまけに、マルキサを3個、袋に入れてくれた。

  高架の工事をしているチレウニインターから高速に入ってしばらく、ジャカルタから約140Km地点の道路南側、チレウニからは左、ここが、高速鉄道のターミナルの工事現場への入り口です。三車線の内、路肩側、一車線は工事車両用になっている。しばらく行くと、高速を跨いで高架は右側(北側)になる。

 今回、行きの途中でウビ(サツマイモ)やタフゴレン(揚げ豆腐)を、買えなっかので、途中、ウビチレンブだけは買った。オーブンで焼いた物はマタンと言って、1Kg2万Rp,生の物はムンターと言って1Kg、1.5万Rp、安いでしょ、100円ちょっとですよ。サヲの大きい方1Kgと一緒の生の方はこれで1Kgです。

 パンガンダランは、良い天気の内に離れたが、チカンペック辺りから、猛烈な雨になりチバトゥでも大雨だった。途中、高架高速道路が中央分離帯の上になる。この下を走ると、上から、雨樋に穴が開いたように、バケツをひっくり返したような水が落ちてくる。何メートルかの間隔で。雨よけの屋根にならない。危険だ。だから、一番左車線か路肩を走った。ゴルフ場に近くに来ても、相当な雨、ゴルフの連中、散々だったんじゃないかと思う。

サヲ ウビ 大雨