インドネシア語を覚えましょう。1
インドネシア語は日本語とよく似ています。RとL, NとMの使い分けが日本人にとって難しく、できないとあきらめれば、その他は、非常に簡単です。ただ、記憶をするだけです。文法など全く必要ありません。単語を並べるだけでいい。小学校の側を通ったとき、アイウエオと発声しているのが聞こえます。
記憶力がだめな人、記憶する気がない人、この種の人は、インドネシア語に限らず、仕事もだめな人です。ですから、仕事がだめでない人にとっては日常の生活の中で覚えてしまうのです。日常の生活の中で覚えられない人は、何年過ぎてもだめです。
学校へ何年も通ったり、通訳に頼ったりしている人で、日常会話が普通にできるように自立した人に会ったことがありません。覚えないからです。それが、分からない人は、何をやってもだめです。
仕事とインドネシア語は共通しています。その言葉の土地にいて生活しながら、仕事をしながらなら完全に共通である。両方ともセンスの問題である。
覚えること、覚えるとは自分で覚えるのです。他人に教えてもらっているときは覚えている時ではありません。覚えている時は一人でいる時です。他人がいれば邪魔です。それを、学校へ通ったり、家庭教師を呼んだり、通訳に頼ったりでは、それは、覚えることにならない。その人は、時間を浪費しているだけです。その時間、単語を覚えればいいのです。インドネシア人相手に使えばいいのです。この考えに賛同しない人は、インドネシア語ができるようにならない人です。
インドネシア語がなかなかできるようにならない人で、仕事はできると思っている人は、思いが間違っています。他人から評価すれば仕事もできない人です。他人はそういってはくれませんが、腹ではそう評価しています。自分がなかなかインドネシア語が上達しない人は、仕事に関して他人からの評価も低いと自覚してください。
外国で住み、そこで仕事をしている人はその国の言葉を早く覚えた方が、自分の住み心地もよくなるに決まっています。現地人からの見る目が違います。ぜひ、外国語は早く覚えることが出きる人であることを祈ります。
仕事が出来る人はインドネシア語を使えるようになるのが早い。また、インドネシア語を一年過ぎても話せない人は仕事も出来ない人です。これは10年以上色々な日本人に会っていますが、例外はありません。インドネシア語は出来ないが仕事はちゃんとやっていると思い込んでいる人は思い違いです。周りから評価すれば仕事も出来ていません。但しです。インドネシア語を話せる人が仕事も出来るとは限らない。
インドネシア語を覚えましょう。2
最近は日本も同じだと思いますが、テレビドラマやコマーシャルなどで表現される言葉が流行り言葉になっていて、それは、勿論移り変わります。
例えば、Tuh Kang(とぅーか~~ん)"でしょ~~”とかCapek Deh~~~(ちゃぺっで~~~)”疲れるね~~~”などのようにジャカルタ付近で特に流行っている一種のジャグ言葉です。言葉の後ろにDONGドンを着けるのも普通です。
そこまでは覚えなくても、誰もが、普通にしゃべる言葉については、楽しみながら、間違えても、冗談のような振りをして、どんどん使うことです。間違っていれば、必ず直してくれます。インドネシア人も日本人が一生懸命、思い出しながらしゃべろうとしていれば何とかしてあげようと思うはずですし、親しみを持ちます。
そんなことを交えながら、私のインドネシア語講座に単語を並べています。どんなものか一度覗いてみて下さい。きっと、慣れない、耳障りのない言葉ですが、覚えやすいと思います。
昨日、2年、こちらに住んでいる人とジャカルタで食事をしました。カラオケでにぎわうブロックMの外にある、通称、連れ込みホテル Hotel Merawaiにある日本食レストラン”力士“でした。初めてでした。アンコー鍋を突っついたが大変おいしかった。しかし、満腹で2時間近く運転して住処のデルタマスに戻るのは大変だった。
前置きは長くなりましたが、その食事をしながら工業団地の話しになり、その人がKarawang Barat(西カラワン)というべきなのに間違えてKarawang Berat(重いカラワン)と言ってしまった。本人間違いに気付いていない。私は間違いにすぐ気が付いたが、だまっていたら、その人の連れの女性が大笑い。真剣に言った言葉で大笑いされて、本人何事かときょとんとしている。しかし、そのあとすぐに間違いに気付いた。そして、なんだったけと聞いた。教えられて、彼はその言葉は絶対に忘れないでしょう。
私も以前、雨が降り出したとき、小雨の意味で、Gratis(只、無料)グラティスと言ってしまった。本当はGrimisグリミスと言わなければならなかった。その人たちに、20年近く前の事、今でも小雨の時はグラティスといわれる。絶対に私も忘れない。
他にもこういう例は山ほどある。
バリへ観光旅行する人も、買い物をする時の言葉くらいは是非飛行機の中で覚えていただいて、実際に使ってみれば絶対にその言葉は忘れないでしょう。それが、覚えるこつです。
只ひたすら覚えること、そして、使うこと。覚えない人はそれをやっていない人です。
この講座は辞書ではありません。辞書で調べたい人は辞書を買ってください。ここには、何かをきっかけにとにかく話をして覚えるための例を書いてあるだけです。覚える道具にしていただければ幸いです。
覚えやすいようにエピソードを加えながら、私が実際にインドネシア人に日常生活で頻繁に使っている単語を順不同でおもいつくまま書いてみました。思いつくまま、一つ一つ覚えようとして覚え、直ぐ使ってみることが大切です。
単なる小旅行でも、一言二言覚えたてのインドネシア語を使いましょう。それだけで、話題作りになります。